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『ひらばのひと』第10話 「小猿七之助」- 一人船頭、一人芸者 万喜助師匠の独演会に泉花姐さんが出演。 久世番子/六代目神田伯山監修/- 月刊モーニングツー2022.5月号

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こんにちは、まる3です。

前回も書きましたが、隔号連載を待つ…って、ほんと苦しい〜〜〜!それだけに発売された日は嬉しい〜〜〜!

『ひらばのひと』第10話。鈴生亭万喜助師匠の独演会に登壇する龍田泉花さん、少しばかりアブナイ雰囲気になる場面があるも、事態は音羽亭の火事の真相が…

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月刊モーニングツー 2022年5月号

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第10話/ 小猿七之助

あらすじ

駅のホームで初音が泉太郎に会うもガン無視。泉太郎は『小猿七之助』を聞いていたのだった。江戸時代の船宿では、一人船頭、一人芸者を固く禁じていたそうな。その禁を破って小猿とあだ名の七之助と男嫌いで御守殿とあだ名されるお滝の一人船頭一人芸者。船が進むとなんと橋の上からの身投げ。身投げをした幸吉を助けるも、事情を聞いているうちに助けたはずの幸吉を殺してしまう。その現場を目撃していたお滝も手にかけようとするが…。そんな筋書き。

鈴生亭万喜助の独演会に出演している龍田泉花さん。泉花さんは講談柳沢昇進録の内より「お歌合わせ」を演じ、その後に万喜助師匠が演じるのがこの『小猿七之助』。なんとこのネタはもともとが講談の話で、それが落語になったもの。それ以外にも講談が落語や歌舞伎になった事例がたくさんあったりします。

帰りがけ、万喜助師匠が運転する車に泉花さんが乗り、帰りは二人っきり。なんとなく七之助的シチュエーションになるも、万喜助師匠のファンが現れ…大変なことになるのですが、車中で泉花さんは万喜助師匠から、音羽亭の火事について意外な話を聞くことに。

感想

どこか艶っぽいお話でした。既婚者である泉花さんと、どこかモテ男な万喜助師匠ではまぁ、間違いが起きるとは思いませんでしたが、『小猿七之助』は、講談としても落語としても聞いてみたいお話ですね。

それにしても、音羽亭の火事がひとつのミステリーとして話が進んでいくあたりが、次回はどうなるんだろう?と思わせながら楽しみにさせてくれます。

今回は冒頭の泉太郎と初音、泉花と万喜助、いい味だしているコロ助。

漫画を読みながら講談や落語などの話を知ることができ、加えて物語としても次回への興味がそそられる『ひらばのひと』。これはもう完璧に虜になっているまる3です。

【公式】講談師漫画『ひらばのひと』/第②巻、11月22日(月)発売!!! @hirabanohito

モーニング・ツー(毎月22日発売!) @morningtwo

久世番子先生のツィート @bankolan

次回は5月20日(金)発売の7月号

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