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『ひらばのひと』第7話 紅蓮の纏「は組小町」久世番子/六代目神田伯山監修/「は組小町」一龍齋貞寿監修/学校寄席 田辺いちか監修 – 月刊モーニングツー11月号

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お待ちしました〜!『ひらばのひと』月刊モーニングツーでの掲載です。

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第7話/は組小町

あらすじ

女子校での学校寄席に出かける錦泉師匠と二ツ目の泉花姐さん、そして前座の泉太郎。伝統芸能を生で楽しんでもらう芸術鑑賞教室ですが、楽屋として控室にあてられた体育倉庫で師匠や姐さんから音羽亭にあった釈台の話題。そこで泉太郎は授業をさぼっている初音とであう。学校寄席の舞台がはじまり泉花姐さんと師匠の講談の説明。舞台袖では泉太郎と初音がこっそり会話している。そこで泉太郎は宮本武蔵の「狼退治」を読むというが、初音に「知らない人の話されてもつまんない〜」と。そこで師匠のネタ「は組小町」のさわりを初音に聞かせる。学校寄席をサボろうとする初音は、その「は組小町」が気になって会場に戻ってくる。錦泉師匠が読む「は組小町」に引き込まれていく。

初音は家に帰るなり釈台(名前も忘れている)があることを思い出し物置へ。それはおばあちゃんの荷物…といっている、おばあちゃんこそ、誰あろう…火事で消失した音羽亭の元石庭の豊子さん、その人でありました。

感想

それにしてもこの「は組小町」。すごい話です。

江戸時代の火消し四十八組のひとつ「は組」の纏持ちを夫婦になったお初。その亭主が「い組」の三五郎にあぶられ大火傷を負って亡くなるのですが、そのいわば復讐劇。その復讐の方法がまさに亭主をあぶった三五郎を逆にあぶり返すという。

漫画の中では最後までは語られませんが、このお初。復讐をはたすと同時に自分もまた亭主の後を負って冥途へと旅立ってしまうのですが、そんな一途な女性の生き方を、短くも熱く語る物語「は組小町」

これもまた、講談のすごいお話でした。

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久世番子先生のツィート

 

次回は11月22日(月)発売の1月号

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