先日の横浜でのシンポジウムにて、僕は今まで考えていたプログラムについて、ちょっとだけお話しさせていただいた。それは、
コミュニティ・アーカイブ Community Archives
コミュニティ・アーキビスト Community Archivist
についてだ。僕自身もこれまでの実験や経験の中から考えうる基本的な養成プログラムの作成に入りたいと思っている。『コミュニティ・アーカイブ』とそれを担う『コミュニティ・アーキビスト』の存在が、いま強く求められているように思う。
一方で、そんなことは公共(行政)の仕事だ…という考え方もありますが、むしろ地域で支えながら地域の活動としての取り組みが必要で、そのための技能を身につけた人材の育成が不可欠であると考えています。
デジタルアーカイブが、どちらかといえばアカデミックな対象であり、博物館や美術館などの学芸員さんが担うものという印象が強かったので、僕はあえて地域コミュニティのためのアーカイブを強調していきたいと考えています。
そして驚いた事に、Community Archive というコンセプトは、すでに海のむこうでは誕生していたのです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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