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地域コンシェルジュと公共図書館

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図書館の司書に「コンシェルジュ」としての素養が求められているが、観光地においてっも、その魅力を来訪者に伝えるために「地域コンシェルジュ」をおきはじめている。
従来コンシェルジュとは、ホテルなどの閉ざされた一空間内での接客サービスであるが、地域コンシェルジュは広域での接客サービスとなる。
地域の魅力を掘り起こし、組み合わせながらリゾートライフのためのプログラムを展開しているようだ。
公共図書館が地域を支える情報拠点として成長するなかで、こうした「地域コンシェルジュ」をサポートできる体制づくりが必要であろう。また、「地域コンシェルジュ」に地域の情報拠点として育ててもらうことにもなるだろう。

「地域コンシェルジュ」と「公共図書館」

この組合せができれば、最強かもしれない。

 ・地域コンシェルジュ 山本あずみさん asahi.com マイタウン山梨

 ・ステイタス 長期滞在『地域コミュニティ参加プログラム』

地域メディア、地域コンテンツ…それらを掘り起こし開拓する地域コンシェルジュ。そうしたコンテンツを収集・保存・整理・提供する公共図書館。もちろんそこには、デジタルアーカイブを推進するNPO….こうしてみると、一連のフレームワークが見えてくるような気がします。

コメント

  1. power_of_math より:

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     地域メディアや地域コンテンツも提供できなくて、「知る権利の擁護機関」は名乗れない、という意味において、まったくご指摘の通りだと思います。
     同時に、今までのほとんどの公共図書館でこのようなサービスが事実上なされていなかったことについて、今までの図書館界は猛省すべきだとも思います。 Like

  2. SECRET: 0
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    ご無沙汰してます。
    私も類似の構想をしたことがあります。
    地域情報を集約・配信する「情報コンシェルジュ」という位置づけです。
    イメージとしては、市民センター+まちの駅+図書施設のようなイメージでしょうか。
    公共情報をはじめとする地域情報は、今後ますますデジタル化されますが、一方でそれらを取り扱えないいわゆる情報弱者のために、人の手を介する、という考え方で、全ての地域民に情報を伝えるという役目です。
    例えば、役所からの情報自体は全てデジタル化、PDF吐き出しでOKなのですが、出張所やコミュニティ施設などに配置された情報コンシェルジュが、訪れた情報弱者のために、必要な情報を代わりにに探し出し、必要であればプリントしてあげる、などというサービスが考えられます。
    こうすることで、不必要な紙資源の節約にもつながりますし、情報提供側・受信側双方の負担軽減につながります。
    勿論、ここでは図書も一つの地域資源であり、地域データのサーバとしての役割を担います。
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  3. SECRET: 0
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    コメントありがとうございます。
    今までなら、こうした「地域ネタ」の収集は、テレビや新聞などのマスメディアが行っていました(もちろん現在も)。また地域の教育委員会等が文化財や伝承などを調査していたりしているのですが、1)マスメディア受けするもの、2)アカデミックなもの…が主で市井の出来事は対象外だったりします。また、テレビであれば放送後に視聴することはできず、新聞はかろうじてスクラップにすることができる程度、文化財調査は報告書が図書館に収集されていればラッキーで、ほとんどがどこかのロッカーか段ボール箱の中、しかも担当者が異動になれば、所在すら不明になってしまう…という現状でした。
    「地域コンシェルジュ」や「地域メディア」は、こうした現状に対する不満によるものも少なくはありません。もっと普通の暮らしの中に地域ネタがあり、取材して終わりではなく、二次利用、三次利用が前提で、ツアープログラムをつくったり、学習教材にしたり等々、後世に伝え残すことに重きをおいているように感じます。
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  4. SECRET: 0
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    (つづき)
    そした視点で考えれば、地域メディアはマスメディアを模倣する必要もないですし、図書館職員が書店でも手に入る本だけを収集する必要もありません。地域ネタ、地域コンテンツの掘り起こし、コンテンツづくり、記録、保存、二次利用・三次利用、新たなコンテンツを編集/創造し、また地域コンテンツとしいて戻す…そんな「知の循環システム」のようなものがあり、それを指向しはじめた時に、地域の図書館や資料館は何らかの進化を遂げるように思うのです。
    ….ちょっと、壮大(?)スギ? Like

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