iPhoneを持ち始めて、ひと月になろうとしている。
これまでは、図書館内(フロア)にて、ノートPC(MacBook)を持ち歩きながらしていた仕事も、手のひらの上のiPhoneでできるようになった。無線LAN環境があるので、iPod touchや、PSP、ニンテンドーDSといったデジタル・ガジェットを、フロアで使うことができるのだが、どのように[図書館サービス]に活かしたらいいのか…あれこれを考えるようになった。
【活用法】
・OPAC端末まで行かずに、フロアにて蔵書検索ができる。
・青空文庫などの電子書籍のリーダーとして使える(ちょっと小さいけど)。
・写真や動画などのデジタルアーカイブのビューワーになる。
こうなってくると、こうした携帯デジタル・ガジェットを使う事を前提とした図書館情報システムの構築も必要になる。わかりやすい使いやすい検索画面や、検索結果から直接電子書籍(最近では電磁的記録という)などを閲覧できる…とか。例えば、視聴覚資料に関しても、iTune Music Storeみたいに、30秒の視聴とか、映画の予告編を見たり…とか。図書館という館の中だけでも、いろいろな活用方法が考えられる。
もしそうだとしたら…そうせめて『文庫本サイズ』のiPhone/iPod touchが欲しいかな。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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だいぶ前に、PDAを無線LANかケータイでネットに繋いで、開架でのレファレンスに活用とか、考えたことがあります。結局、やってませんが。あと、停電時に、ケータイでレファレンスとか。これはやりましたが、ケータイOPAC、所蔵場所も請求記号も分からないので、かなりの役立たず。少なくとも、現状では館内で検索してもらう意味はない、という認識に至りました。
ケータイ、仕事ではないですけど、布教用にはいろいろ入れてますけどね。PCM-D1でとった音とか、うちでの取り組みとか。 Like
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本当に本格的な、館内モバイルOPACを実現するなら、コンビニで発注に使うタブレットPCなどを使うことが考えられますが、図書館内という場所を考えると、ちょっとヘビー感があるように思います。
というよりも…これまでの図書館員さんは、利用者さんに『カウンターまで出向いてもらう』が大前提ですから、フロアでそんなサービスを提供するなんて想定外なんだと思います。うちみたいに、こじんまりとした図書館ならまだしも、床面積が1000平米以上とか(うちの倍)、B1・2F・3Fとかある図書館なら絶対考えるんだけどなぁ。
もちろんそうなったら、職員には全員 iPod touchを支給しますけどね。
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エプロンのポケットに入る大きさが良いなぁ。と言いつつ、仕事でエプロンは着けてないんですけど。
そうそう、「カウンターでお客さんを待つ」っていうスタイル以外があんまり考えられていない、と言うか何というか。
それで、前のところでは、カウンター当番の時はカウンターに居着かないようにしていたのですが。検索にいちいちカウンターへ戻るのが面倒だし。自分でも面倒、お客さんにも悪いし。
3600平米あると確かにカウンターを基点としてあっちこっち探すのは結構時間の無駄なんですよね。読者の時間を節約せよ。 Like
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「読者の時間を節約せよ」
深いなぁ、ランガナタンだなぁ。
エプロンのポケットに入るサイズ…そう、たとえば文庫とか新書のサイズ。
そう考えると、iPhoneやiPod touchではちょっと小さいな。
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