大人の趣味のサークル活動…
そんなカタチの「企画会議」を集ってみたい。半分遊び/半分本気。地域のいろいろな資源を使って何が考えられるのか、実現可能も不可能もとりあえず考慮はしない。
知的遊戯の集い…ただいま支度中。
最近の図書館は、ビジネス支援をテーマに掲げて、いわゆる『起業支援』に取り組んでいる館が増えてきた。資料の充実や起業相談など行っている。
ただ、残念なところは、図書館であるということだ。図書館の基本は
利用者の求めに応じである。これはすなわち、利用者が求めてこない事には何もできない…とっても過言ではない。
そこで考えたのは、図書館という場を使った「企画」ごっこのサークルをつくり、そこから生まれるアイデアや企画を、いろんなところに発表してみることだ。「図書館を使うとこんなアイデアやこんな企画を生む事ができる」。それを地元商工会や観光協会、商店街などに売り込み行ってもいいだろう。
そんな企画を生み出すことを、楽しみながら取り組むサークル。そんな集いを立ち上げてみようと思っているのです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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既にそういう「大人の趣味のサークル活動」に参加していますが、丸山さん発のネタにもちょい期待☆ Like
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<利用者が求めてこない事には何もできない>という発想にちょっとびっくり!情報収集が図書館の一つの仕事であるように、情報発信も大きな仕事の一つであると思うのです。地域の人が何を望んでいるか、またどういうことなら興味を持つのか、それを把握して情報を出していく(サークル活動を提供も含みます)のが、役割ではないでしょうか。といってもそう簡単にできることではないですよね。 Like
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>lanova さん
ご指摘の通り、何もできない訳では…ないのですが、それも「利用者の求めに応じる」ためのものなのだったりします。昨年末にチラシを作って新聞折り込みに入れたりしました。また、地域であう人にも時々希望などを聞いたりします。それでも「図書館が主体となって何かをする」というのは極めて異例のことで、利用者が求めてもいないことを自主性をもって行うことは、なかなかできないことなのです。
例えば映画会やおはなし会などを開催しても、参加者0(ゼロ)という時もあります。こうしたことを「誰も求めて無いじゃないか…」なんて指摘されると、本当に悲しくなります。
ビジネス支援も、結局は「それを求める利用者がいる」ことを仮定指定の話であって、図書館自らがビジネスを起すことなど、まず無かったりするのです(今後は出てくるかも)。
例えば、資料複写もそうです。この資料は多くの人が必要とするだろうから、前もって複数毎複写しておこう…なんてのは、ダメです。利用者がいてはじめて1部だけ複写(コピー)をする事がゆるされるのです。
例えば、レファレンスサービスも、「聞かれなければ答えない」のが図書館員です。 Like
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字数がオーバーしちゃったので….
これには、日本の公共図書館が抱える深〜い理由があるようなのです。
というのも、この国の戦前・戦中には、教化施設・機関として、学校教育を終えた社会人に対する教育活動や読書指導などという、いわゆる「文化統制」の先鋒となる機関だった過去があります。
また、戦後においては一部の図書館ではありましたが、読書会等を通じて共産主義/社会主義的な思想の普及活動の場となった過去もあったようです。
そんな過去を背負っているだけに、図書館がなんらかの意思や思想をもって、利用者の求めに先んじて行動を起こすということが、どうしてもできにくい状態になってしまったのです。
多くの図書館員は常に『待ち』の状態なのです。
※そんな業界なもので、僕たちがあれやこれやチャレンジしている事が、揶揄されることも決して少なくはないのです。 Like
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興味深いですね、図書館の過去。
これはミュージアムも似てますね。
まず植民地先に行くと、ミュージアムをつくる。
しかし、そんなことをいえば
あらゆることがそうだったわけで、
肝心なことは、ミュージアム活動も図書館活動も、
それ自体の役割は、戦争などとは関係ないところにある。
ボクが、サービス、って最近いうようにしているのは
軽いのりがあるじゃないですか。
あまりそういった歴史を背負っていない。
そこからなら、新しい乗り切り方が出てくるんじゃないかなあというほのかな期待ですね。
「待ち」の状態ですか。なるほど。
やはり利用者サイドからの働きかけが必要なんですね。
まあ、それがNPOなんだろうと思うけど。
むかしは「主義者」や「労働運動」だったりしたわけなんでしょうね。面白いですね。
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学校教育には、公立学校と私立学校とがあり、私立学校には創設者の“思想”が反映された学校としての個性(特徴)があります。
美術館や博物館においても、公立と私立がそれぞれ成立しています。
図書館を考えると、公立図書館に対して、私立図書館が成立できなかった。それは企業や財団などの付属組織としての専門図書館はあるものの、私立学校のような独立性を育ててこなかったことは、大きな損失だと思っています。
多種多様な思想を反映した私立図書館が成立できる環境こそが、文化の多様性という意味でも必要ではないか..と、かなり強く思っています。当然そこには専門性も必要だと思います。公立図書館では扱えないような資料も、人類の歴史を考えれば収集・保存・提供はどんな資料であっても必要だと考えているのです。 Like
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例えば
・貸本時代をテーマにした図書館
・往年の紙芝居をテーマにした図書館(黄金バットとか)
・ビニ本をテーマにした図書館
・アイドル写真集をテーマにした図書館
・映画のパンフレットをテーマにした図書館
・映画やドラマのシナリオをテーマにした図書館
・アニメの絵コンテや設定資料をテーマにした図書館
・怪獣映画/ドラマや特撮映画をテーマにした図書館
などなどなど…. Like