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「社会構成主義」 その2

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nsatoの1日さんに導かれるように、「社会構成主義」にどっぷりはまっています。社会構成主義とは…平たく言えば「存在は、単独で存在する(我思う故に我あり)」というだけでなく、「相互の関係性の中で(構成されたものとして)存在する」という、基本的な考え方の提言です(と、丸山は解釈しました)。いわば、根本的な考え方のパラダイムシフトが、「社会構成主義」にはあるように思えます。
まだまだ、学問的な関連書籍が数冊ある程度なのですが、この考え方って、とっても面白い(興味深い)んです。

例えば、社会構成主義には、メディア・リテラシーは組み込み済みだったり、「情報デザイン」がとても重要な道具になったりしているように思えて来ます。構成主義的なアプローチで学校教育や社会教育/生涯学習に取り組むと、….こう、なぜ今私はこれを学ぶのか..とか、今現在学んでいることって、私の知識(丸山としては、知識樹と書いて“ちしき”と読みたいくらい)、[私の知識の樹]の根・幹・枝・葉・実のどこに位置づけられるのか…というアプローチになる。英単語カードの表に西暦/裏に出来事を書いて暗記するのではなく、時間という流れの中で出来事を捉える…そんな考え方だと受け取りました。さらにいえば、三角関数は三角関数で単独で存在するのではなく、数学という大きな地図のどこに位置づけられ、他の知識との相互関係の中で存在する…というような考え方ですね。

「あなたへの社会構成主義」は、やっと半分ですが…もうちょと噛み砕いた本があると、一般にも理解が進むのかなぁと思います。人はなぜNPOに参加するのか、とか、ニートの問題なども、実は世の中の根っ子の考え方が、合わなくなって来た結果…なのかもしれません。

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