『ひらばのひと』［第6話佐野源左衛門駆け付け／鉢の木］久世番子／六代目神田伯山監修 – 月刊モーニングツー9月号

こんにちは、まる３です。

お待ちしました〜！『ひらばのひと』月刊モーニングツーでの掲載です。

今回は第6話「佐野源左衛門駆け付け／鉢の木」でございます。
見せ場
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今回は第6話「佐野源左衛門駆け付け／鉢の木」でございます。

物語のあらすじを本編から引用しますね。

身分を隠し、諸国行脚中の北条時頼が、下野国で佐野源左衛門という貧しい武士に一夜の宿を乞う

佐野源左衛門は大切にしている梅松桜の鉢の木を炉にくべて暖をとってもてなす

感動した時頼は梅松桜の名の付いた領地を与えるけど、ラストで時頼は武士の心がけを試すため「鎌倉に一大事」と陣ぶれを出す

それが「佐野源左衛門駆け付け」

栃木県佐野から鎌倉までの道中を一気に読み上げる講釈の見せ場！

ということで、

見せ場

難なく手綱を栗橋の　駅にぞ駒を乗り上げて

常陸名代の筑波嶺を　左手に見なして行く程に

一足ごとに杉戸宿　幸手大沢越谷の

宿も夢かや草加宿　千住豊島や千代田村

江戸村越えて品川の　宿より長き大森や

荏原、橘の国境　六郷早瀬をのりきって

川崎宿と生麦の　君に鶴見の討ち死と　急ぐ保土ヶ谷戸塚宿

紫の雲路に霞む藤沢と　乗り込み来れる静か山

此処にて駒をとどめたり

佐野
栗原
幸手
草加
千住
千代田
品川
大森
六郷
川崎
鶴見
保土ヶ谷
戸塚
藤沢
鎌倉

ということで、一気に読み上げるのが講談の醍醐味！

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次回は9月21日（火）発売の11月号