なかなか時間が取れないなか、どうにか東京国際ブックフェアに行ってきました。
ブックフェアは相変わらずの大人気でした。やはりこの場所には[現金]を持って出掛けた方がいいですね。…いや、持っていかない方がいいのかな…普通の書店とは異なり、実際に出版社が直販している唯一の機会ですからね。
教育ITソリューションEXPOは…出展が多かったですね。びっくりしました。しかもほとんどが「電子黒板」…なんだかなぁ〜感はあったのですが、それ以上に驚いてしまったのが…デジタルな教材…誤解を恐れずに正直に言おう。
この程度なら、かつてのCAIの時代から進歩が感じられない。
ということに、とにかく驚いてしまいました。これだけのCPUパワー、高解像度のモニタ/電子黒板等々を考えると、何でデジタル教材がこの程度なの?…とい思う。
そんななかでも、びっくりしたのは、インドの会社。DESIGNMATEだったかな。3D映像でまるで…映画「ミクロ決死圏」(古いなぁ〜)みたいな人体についての映像教材。そうなんだよ、映画「アバター」や様々な3D技術があるのだから…学習を助ける理解のためにできることって、もっとあるんじゃないかなぁ〜と、日本のメーカーに期待したいなぁ。
さて、本命のデジタルパブリッシングフェア。
やっぱり、iPad花盛りです。
電子書籍、電子雑誌を含めて様々なサービスがスタートしたなぁ〜って、感じですね。
Googleブックス、Googleエディションの説明を見ました。
興味深いですが、さて…これを公共図書館でどう取り込んだらいいのか…と、逆に迷ってしまいましたね。それ以上に、Voyagerブース。相変わらず荻野社長のプレゼンは聞きごたえたっぷり。InternetArchiveやOpen Libraryのお話しとか…興味津々。
そういえば…僕もFDのジュラシックパークを買った覚えがある。
電子書籍出版って、もうあのころから…あったんだよなー。
※ただ…やはり今はまだ、「紙の本をデジタル形式に置き換える」というところですね。ま、はじまったばかりだからしかたがないけど。この状態ではまだ「知のエコシステム」には…ならないなぁ。
【今日のおススメ本】
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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