こういう恐ろしい数字を、県内の観光行政担当者は、どう見ているんだろうか?
・GW観光客数、前年比0・4%減 山梨、「風林火山」終わって苦戦
MSN産経ニュース
富士北麓地域 6.6%増の112万人
東部地域 2.7%増の11万4000人
峡北地域 16.6%減の36万7000人
峡南地域 6.3%減の17万8000人
NHKの大河ドラマ「風林火山」の終了とともに、観光客は減少しているのです。もっと判りやすく言えば、『テレビで山梨(甲斐の国)が出なくなると観光客は減る』のです。
では、なぜ富士北麓は増えているのでしょう。それは簡単。
山梨県の観光キャンペーンによって目に入る文字は、「富士」と「山梨」だけになってしまったからです。
多くの人たちは、メディアで紹介される場所に出かける…という、観光行動心理があります。それを判っているのであれば、観光客に来てほしい「地域の名前」が何よりも目に入ることを、キャンペーンの目玉にすることを…今からでも遅くはないので、切望します。
観光心理学を愉しむ―観光行動のしくみを解明する ツーリズム・サイコロジー
宮原 英種 / / ナカニシヤ出版
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平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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立地条件がどうかということもありますよね。大都市圏から比較的容易にいける場所とそうでない場所ではメディアの後押しがあっても自ずと結果は異なるでしょうね。 Like
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富士の国やまなしキャンペーンはもうずいぶんと長いですよね。
山梨県は富士の国なんだろうか? 世界遺産もあるし、当分つづくのでしょうね。難しい問題ですね。 Like
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すごく簡単なことなのですが、
1.例えば甲府駅前の写真を撮影して、その写真から読み取れる地名をリストアップするのです。同様のことを、県内各地、首都圏等で行うことで、メディア露出度をある程度測定することができる。
2.インターネットテレビ番組表では、特定のキーワードを含む番組を抽出してくれます。そこに、「山梨」「富士」「八ヶ岳」「清里」など観光地キーワードを登録しておくと、放送予定の番組をリストアップしてくれます。
3.Google ニュースには、アラートという機能があります。特定のキーワードを登録しておくと、その文字を含んだニュース記事の見出しをメールで送ってくれます。
4.雑誌記事検索で、2のような観光地キーワードで検索し、年ごとの変化を調べる。
などを行うと、メディアの露出度と観光客の動向とに、なんらかの相関関係が出てくるのではないか…と、思うのです。
観光戦略は、もうちょっと社会心理とか、行動原理とか…サイエンスとしての研究してほしいし、その結果をふまえての行動計画を立ててほしいなぁ。 Like
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観光地にとって立地条件は大きいですよ。
国際政治に「地政学」が学問として成立している反面、観光行政においては「立地学」はできていないように思います。
立地および交通アクセスは、メディアの露出によっては左右されないので、逆な言い方をすれば、まったくメディアに露出しないときの統計データとして、立地とアクセス要件による数値としてとらえることもできます。
それらのことを考えると、軽井沢のあの会社さんは、やはりすごいものがあります。 Like