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メディアとコンテンツ

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メディア=媒体…訳語の中には、霊媒などというのまである。
メディア論的に語れば、図書館は「書籍」「雑誌」「新聞」「CD」「DVD」「ビデオ」などは、すべてメディアである。

そのメディアに対して記載/記録され再生可能な内容(中身)を、コンテンツという。
図書館は、どうもメディアとしての「本」には関心があっても、実は中身のコンテンツに関しては、まだまだ無頓着すぎるきらいがあったりする。

肝心の図書館検索システムであるOPACも、メディアを対象としているので、本は探せても中身までは探せないのである。

僕は、メディアとコンテンツの関係を、料理に例えることがよくある。

料理に例えると、メディアはお盆食器のような存在だ。それに対してコンテンツは料理そのものという事ができる。ここだ大事なことは2つ

 ・人が食べるものは、メディアではなくコンテンツである。
 ・メディアは、いわば料理のスタイルといってもいい。器や配膳スタイルなどもメディアになる。

図書館は、その長い歴史の中で[コンテンツ]を記録した[メディア]を軸としてきたが、僕のイメージではこれからのデジタル社会の中の図書館では、むしろ「コンテンツ」に主軸を移した展開が必要なのではないだろうか…なんてことを考えていたりする。

…そして、コンテンツには大きく分けると、三種類の形態があることが…僕の研究(?)でわかってきたのだ。

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