メディア=媒体…訳語の中には、霊媒などというのまである。
メディア論的に語れば、図書館は「書籍」「雑誌」「新聞」「CD」「DVD」「ビデオ」などは、すべてメディアである。
そのメディアに対して記載/記録され再生可能な内容(中身)を、コンテンツという。
図書館は、どうもメディアとしての「本」には関心があっても、実は中身のコンテンツに関しては、まだまだ無頓着すぎるきらいがあったりする。
肝心の図書館検索システムであるOPACも、メディアを対象としているので、本は探せても中身までは探せないのである。
僕は、メディアとコンテンツの関係を、料理に例えることがよくある。
料理に例えると、メディアはお盆や食器のような存在だ。それに対してコンテンツは料理そのものという事ができる。ここだ大事なことは2つ
・人が食べるものは、メディアではなくコンテンツである。
・メディアは、いわば料理のスタイルといってもいい。器や配膳スタイルなどもメディアになる。
図書館は、その長い歴史の中で[コンテンツ]を記録した[メディア]を軸としてきたが、僕のイメージではこれからのデジタル社会の中の図書館では、むしろ「コンテンツ」に主軸を移した展開が必要なのではないだろうか…なんてことを考えていたりする。
…そして、コンテンツには大きく分けると、三種類の形態があることが…僕の研究(?)でわかってきたのだ。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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