知的にちょっと興奮しちゃいそう
長尾 真 氏 ・ 池上 高志 氏
『自律進化するデータベースはつくれるか』
http://www.d-labo-midtown.com/d-log-detail.php?id=90
公共図書館には、古くから「水道の蛇口論」がある。どんなに地方のどんなに小さな規模でも、そこに図書館を置く事によって、水道の蛇口をひねると水がでてくるごとく、知識をその地域にもたらす…と。同感同感。(補足:僕はこれに加えて「足下の湧水論」を展開中ですが、それはまたのちほど)
この比喩をインターネットに置き換えれば、「どんなに小さな情報端末でも、インターネットを接続することで、巨大な知識の雲とつながり、必要とする知識を得る事ができる」となる。
公共図書館は、他の公共施設とはことなり、設置自治体を越えて相互に協力体制を作っている。山梨県内を例にあげれば、公立図書館や県立大学図書館、県立研究施設図書館が参加する「山梨県公共図書館協会」があり、お互いの蔵書を検索できるだけでなく(いわゆる横断検索)、図書館資料を相互に貸し借りできる。考えようによっては、これはもう「図書館クラウド」なんじゃないかな…なんてね。
それと、「廃棄図書のデジタル化とその保存」を、この「図書館クラウド」に持たせることはできないかな…(つまり単館ごとに経費をかけるんじゃなく、クラウド上の蔵書に所蔵館を加算する感じ。それは横断検索の検索結果画面のような所有の仕方)
これはなんだか、おもしろいぞ…
たぶん僕が、このクラウド化した図書館に名前をつけるとしたら….それはきっと
知識生命体 バルンガ
だ。知識生命体とは、実態としての姿カタチにはこだわらず、『知識』の集合があたかも生命のごとく振る舞いながら、そこにいると実感できる存在。
そんなことを考えると、『自律進化するデータベース』って、「人工知識生命体」を作る感じなのかなぁ….
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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バルンガに知性的なイメージは持ってませんでしたが(笑)、あんな感じなのかぁ(それでも何となくわかる)。 Like
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ブルトン…なんていう名前だと、
何が出力されてくるか全く予測がつかないです。
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