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みんな「いい子」でいいわけがない

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21日より、地元の南都留中部商工会による、地域資源∞全国展開プロジェクト事業として中小企業庁に採択された『中堅・若手社員向け 仕事能力向上実践トレーニング』に参加している…といっても、参加者側でなく、推進委員側。
二日目の22日は、北富士駐屯地内で、陸上自衛隊の生活体験を参加者の方々が体験した。

終了後、会場を変えてわかちあいの時間を設けたのだが…生活体験をした参加者が、そこから何を教訓として得たかをわかちあうワークショップが行われたのだが…これがね、実にみなさんいい子で真面目な意見ばかりが出てきたので、あまりにもつまらなくなってつい質問というカタチで、その考え方を崩してあげた。

いわゆる最大公約数的な答えが欲しいとは思っていないんですよ。
そんな答えならば、参加者を全員取り替えても同じようなものになっちゃうんです。
そんなところに、他の誰にも置き換えができないあなたが参加した理由はなくなっちゃうじゃないですか。参加者一人ひとりのこれまでの人生の経験や体験、知識や技能…誰にも置き換えることができないあなたという存在であるからこそ、他の誰でもない「あなただけが感じた教訓」を発表して欲しいし、それを分かち合う事で他の人はぜったい感じることのない教訓を、他人と分かち合う事ができるのですよ。

だから、イベントに参加した子どもたちがインタビューに答えるような、誰でも同じような「いい子」的答えでは、“あなた”が参加した意味が無くなってしまうのです。

ということを、23日午後の僕の特別講義でお話ししてみようかな…と、思っているのです。

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