先日のバスツアーの車内で、近くの席から聞こえてきた会話の中に、思った以上に「事実誤認」が多いものだなぁ…と、感じてしまいました。
とってもたくさんあったのですが、特に気になったもの…
清泉寮は行政の施設で、ハコモノつくるって時代錯誤ですね。とか、
財団法人って言うからには、お役人の天下り先なんでしょう。とか、
それが、僕よりも人生の先輩方の会話だったので、正直に言ってすごくショックをうけました。そんな事実を誤認した状態で、他人との会話が進み、そこから新しい話が捏造されるのだとしたら、OECDのPISAテストで子供たちの読解力・理解力を云々する前に、今の大人達(年齢幅は実に広いですし、僕自身も含めて)にすら、「基本的な国語力」が身に付いてないことに、ちょっとばかり暗い未来を予感してしまいました。
たぶん、対処方法はそれほど難しくないのです。
気になったことは「確認しながら腑に落としておく」それだけ。
確認する、裏をとる、言葉の定義を把握する…そんなに難しいことではないと思うし、学歴が必要なことでもないと思うのです。
これは“忘れてしまう”こととは違うのです。
「事実誤認」は、世界を間違って認識してしまうことで、それはそれは、危険なことなのだと思うのですね。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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それが「間違っているかもしれない」ということすらわからない場合は?いや、むしろ断固として自分は間違ってないと思っている場合が多いような気もするのですが… Like
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それがただの「いい間違い」や「名称を間違えて覚えていた」程度ならまだ許される範囲だとおもいますが、関係性や役割など本質的なところでの[事実誤認]があると、もう会話すら成立しない。
で、
これが子どもではなく大人に多い。とっても多い。信じられないくらい多い。
子どもの学力云々言うまえに、今の日本の大人がOECDのPISAテストを受けたらどんな結果になるか。そんな大人たちが、今の世の中を作ってきたのかと思うと…環境問題や子供たちの道徳云々じゃないでしょ…って、感じですね。
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