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ビデオの未来(DVDナンテダイキライダ!)

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まちミューの清里ツアーのレポートを作りたいのに、思わぬことで時間を取られています。それはビデオ。

優先順位づけを間違えているだけなんだけど、作業を通じて、ビデオやDVDの未来について、考えさせられてしまいました。

1.ビデオとパソコン
  デジタルになってminiDVで撮影した映像をパソコンに取り込んで、編集することは簡単にはなりました。が、1時間の映像をパソコンに取り込むにはやはり1時間かかるのです(その間、他のソフトを使う事はできなくはないのですが、動作は遅くなります。)

2.編集はよいとしても…
  一度パソコンに取り込んだ映像を編集するのは、いうほど苦ではありませんね。これはすごいところです。

3.DVDにしなければならない理由は?!
  編集後の映像をDVDにしようとすると、これが信じられないほどの時間がかかる。1時間の映像であっても、3倍以上の時間がかかるのだ。DVDのための圧縮変換処理が必要となるのですが、これが信じられないほどの時間がかかります。業務となれば、この変換処理(エンコード)をいかに早く行うか…というところで、高速のパソコンや複数台のパソコンを設備投資して…ということになるのでしょうが。

DVDをつくるのにこれだけの苦労をしたにも関わらず…

DVDは後に編集素材に使うことはほとんど不可能…という悲しい現実にもぶつかります。

ほんの少し前のビデオカメラで、DVDやHDに保存するタイプの中には、DVDと同じ MPEG2(エムペグ・ツー)で保存されているものがあるようで、こいつらがまた編集素材として使うことを拒んでいるかのごとく振る舞う。これがもう、いつも心穏やかな(?)僕ですら、投げつけたい衝動になるほどです。

極々最近のタイプでは、MPEG4/H.264などのフォーマットで保存されているのですが(こちらは思いっきり楽チン)、それに比べて、DVDフォーマット(MPEG2)のいかに、非人間的なフォーマットであることか…。

単にDVDにする…というだけの理由で、これだけのリソース(時間とハードディスク容量)を消費してしまう上、将来的にも素材として再利用が難しいという事に、かかずらわっていることに、怒りすら感じてますです。

というわけで、流通用のパッケージとしてのDVDはよいとしても、作る/再利用するという観点から見れば、

DVDナンテダイキライダ!

です。

※というわけで、地域コンテンツをDVDにしたからといって安心しないように。将来に不幸のタネを残すだけですから※

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