Knowledge Saves You.
今こそ、『知ること』があなたを救う。
これは、2004年3月に掲載された宝島社(出版社)の新聞広告のキャッチコピー。
こういう言葉を伝える事ができることを考えるならば、公共図書館はもっと「広告」しなければいけないのではないか…と、強く感じる。
「広告」することによって、もちろん責任も発生します。その責任の発生を回避するために「広告」しないのであれば、それはもう止めにして..さ。
「広報」によってメッセージが届く人たちと、「広報」では届かない人たちがいることを認識しておこう。広報に載せました…では、やはり足りないのだ。
もしこのブログを読まれている図書館関係者の方、貴図書館での貸出本の中で、映画やドラマあるいは新聞やテレビの広告に出ていた本の比率を調べてみるといいです。多くの人は「新聞広告」や「テレビCM」によって行動を左右されているようですので。
図書館広告、図書館CMなどによって
なぜ図書館が存在しているのか
なぜ図書館が必要なのか
一部の文芸作品好きや児童や幼児とその保護者のためだけではない。さらにさらに大切なこととして、『本があるだけではない図書館の役割』も伝えることができると思う。
図書館広告を作ろう、図書館CMをつくろう….ささやかでも、僕たちにはまだまだ出来る事はたくさんあると、思うのだ。
※図書館ドラマや図書館映画もいいかもしれません。
菅谷明子さんの著書「未来をつくる図書館」はそういう意味においても、図書館の日常を伝えていると思います。アニメ映画「耳をすませば」は間違った図書館イメージをつけてしまってますね(図書カードに前の利用者の名前は残しません)。フィクションとして割り切れば、アニメ「図書館戦争」も意義はあると思いますが…図書館員は戦闘訓練をしませんので…。
米国のドラマ「ER救急救命室」の図書館版みたいなもの…があるといいのかもしれません。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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『図書館戦争』シリーズですが、1巻、2巻はそれなりに図書館のことが書き込まれていますが、3巻、4巻とどんどん図書館から離れていきます。(話題になった自由宣言も2巻までしかないし。)
コミカライズ版は、さらに図書館の描写に?となることがあるところを見ると、アニメ版図書館戦争の図書館の描写についてあまり期待されない方がよいかと…。 Like
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>power_of_math さん
コメントありがとうございます。そうですよね。アニメだし戦闘ものだし….
だとしたら、よけいに「図書館ドラマ」が欲しくなりますね。
同じ大学の司書課程で学んだ三人の女性。ひとりは小学校の学校司書、ひとりは大学の図書館司書、もうひとりは公共図書館の司書。仕事に恋に生き方に、夢と希望と不安と期待を抱きながら、毎日「本」と暮らしてしている彼女たちの等身大の日常のドラマ….なんて感じ。物語のいたるところで図書館の舞台裏が分かるような感じ。
キャスティングは…誰がいいかなぁ。 Like
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『図書館戦争』シリーズは戦闘シーンを横に置くと、レファレンスはやっているし、児童サービスが重要な職務だと強調しているし、ILLも提唱しているし、普通の映画やドラマに比べると遥かにまともな描写が多々あります。
そのような部分が拡大するようJLAなり日野市立図書館なりがうまく立ち回って、宣伝に使える場面がビシバシ入ったのではなかろうかとも思うのですが、想像力過剰でしょうか? Like