常々思っているのですが、「ボランティア」って言葉を、日本で、誰が最初に使い始めたのだろう。おそらくその人が最初に“無料奉仕”の意味で「ボランティア」という言葉を使ったばっかりに、以後現在に至まで、「ボランティア」=無料仕事 という意味になってしまった。
ところで本来の volunteer にどんな意味があるかご存知だろうか。日本語に訳せば「志願者」なのである。volunteer と対になる言葉に、 conscript という言葉があるが、これは「徴兵」なのだ。つまり、volunteer は、徴兵に対する「志願兵」という意味がある。
そこでふと思ったのだが、徴兵制のない日本における最大規模のvolunteer集団。24万人の有給職員。事に望んでは危険を顧みない使命感(入隊時に誓約書にハンコを押す)。そう、日本最大のvolunteer(志願者(兵というと問題があるが))組織は、“自衛隊”なのである。彼らにあるのは無料奉仕ではない。むしろ、使命感である。しかも、一見「滅私奉公」に思えるがそれは逆。それぞれ自ら得意なことを最大限に活かす「活私奉公」なのである。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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