よく「企業は社会の公器」という言い方を聞きます。
これは営利企業だけではなく、非営利団体であるNPOにも言える事ではないでしょうか。
僕たちは今、山中湖村の公の施設である「山中湖情報創造館」の指定管理者として日々図書館サービスに従事している。その中で培ったノウハウは、今後のNPO活動にも活かして行きたいと思う。ただ、そうそう指定管理者の応募があるわけでもなく、ましてや選定するのは先鋒の目にかなった団体でなければならない。
だとしたら、NPOとして指定管理者や業務委託に左右されない活動の仕方も、一方で構築していかなければならないと思っている。
個人的な夢は「NPO立公共図書館+(プラス)」。ライブラリーとミュージアムを核とした情報と学びの場づくりである。
ただ、そうしたビジョンとミッションを受入れるだけの器(うつわ)が、NPO法人に求められる。営利企業の中に見られるワンマン社長のリーダーシップは、NPOでは馴染まない…むしろ合議制の中での選択によって、方針が決まるNPOでは…そうしたビジョンやミッションを共有できるかどうか…ここがなかなか難しい。
場合によっては新たな器が必要になるかもしれません。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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