ついに出ましたか…感のあるデジタルでバイスですね。
・Amazon、大画面の電子ブックリーダー「Kindle DX」を発表 ITmedia News
・Kindle DX: Amazon’s 9.7″ Wireless Reading Device amazon
【参考】
・Kindle Store
※それにしても…米国企業のこの《本気さ》は何なんだろう。Kindle初号機から、Kindle2。そして今回発表のあったKindle DXとかなりパワフルな感じがする。特にKindle, Kindle2では単行本(ペーパーバックも含む)をメインにしていたのに対し、今回のDXは「新聞」や「雑誌」を読むことをターゲットとしている。内蔵メモリにおよそ3500冊分の書籍データを保存できるし、3GネットワークやWiFiホットスポットへの接続ができる…という。
かつて、図書館を水道の蛇口に例えた論考があったが、これはまさに「手元に図書館を持つ」である。
※Gooleのブック検索が[図書館の蔵書]に目をつけ、電子ブックリーダーが[手元に図書館を持つ]ことに目をつけたのだとしたら、米国における図書館の位置づけこそが、ICT産業を底支えしているとは言えないだろうか。残念ながらこちらの国においては、国立国会図書館ですら図書のデジタル化をするにあたり法律を改正しなければ着手できないほどの淋しい状況を考えると、図書館もICT産業の行く末も悲観的にならざるをえない。行き過ぎた権利の主張が文化そのものを衰退させる実例として書籍の販売価格を維持することが文化そのものを衰退させる実例として、未来の子どもたちが今の日本の状況を捉えるか否かは…たぶん今を生きる大人たちにかかっているのだと思う。
※日本では…識字率は高くても読解力が低く、大学で第二外国語などを習得しても外国人とのコミュニケーションができない…というちょっと変わった知識の持ち方をしているように思う。国民性というのは、恐ろしいほど根深い問題が横たわっている。以降は極論ではあるが、そこに感じるのは「権威」という文字といつまでたっても「お上と民衆」の社会構造意識なんじゃないか…ってね。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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