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Fundrasing For The Small Public Library

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やっと届きました。年の瀬に発注して、海の向こうからやってきました。
中古本ですが、予想もしなかったのは、図書館から廃棄された本でした( HARRIS COUNTY PUBLIC LIBRARY 所蔵の記録がありました)。
18年前の1990年出版のものですが、日本の公共図書館経営に関する図書では、これまで全くといってよいほど、触れられていない内容です。日本の公共図書館経営論で触れている内容としては、図書館長はいかにして予算を獲得するか…ということぐらいでした。

国が都道府県に自立をうながし、都道府県は市町村に自立をうながす…市町村は、今後箱もの施設を指定管理者制度を導入するなどして、公の施設の自立をうながす…という流れになるでしょう。図書館も聖域ではない..と、考えているのです。今から間に合うのか、間に合わずに時代が先行するのか…ちょっと不安なところではありますけどね。

お正月を迎えると思うのは、「子供は6つポケットを持っている」という言葉。父親と母親、父方の祖父・祖母、母方の祖父・祖母。あわせて、6つのお財布からお年玉をいただく…とか。
公共図書館は直営であれば、行政という1ポケット経営から、1ポケット+サブポケットの時代を経て、指定管理者は行政からの指定管理料と自主事業による収入の時代を経て、どちらの経営スタイルもいずれは、ドネーションも含めたマルチポケット経営に移行していかなければならない…のではないか、と。思うのです。

コメント

  1. lanova より:

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    例のパブリックライブラリーですね。この前メンフィスの市立図書館に勤務しいている知り合いとこのパブリックとコミュニティの違いは何ぞやという話をしましたが、彼女も首をひねっていました。実際にパブリックライブラリに勤務する人も明解な答えを持っていないようです。先日私が就職面接を受けたのもパブリックライブラリーでした。引き続き調査を進めますね。 Like

  2. SECRET: 0
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    >lanovaさん
    こんなおもしろいプロジェクトがあるのです。
    365 Library Days Project
    http://www.flickr.com/groups/365libs/pool/
    もちろん、山中湖情報創造館も参加中です。
    Community Libraryという言葉も、実はここで出会ったのです。 Like

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