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図書館は「生きていくための言葉」を提供できる場所

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いま、図書館は
「生きていくための言葉」を提供できる場所にならなければならない。
それはたぶん…「希望」につながる。

図書館にある古今東西、過去から現在にいたる書物が集められているのは、「今を生きる人」に対して必要としている「ことば・情報・知識・物語」を提供することだ…と、考えています。今までは「本」を提供していればそれで良しとしてきましたが、それは「無料貸本屋」と揶揄されても否定できませんでした。だからこそ、こんな風に考えています。

これももちろん「生きていく」という課題を解決するため…と考えれば、課題解決型図書館のひとつのカタチなのだと思いますが、それでも何か…こう、もっと深いものがあるような気がします。それはまるでひとつの宗教観にも似た、神ではなく確かにそこに生きていた人たちの叡智の積み重ねことが、人々を幸せにするのだ…という証しとしての図書館の存在。
もし、この考え方を進めるとしたら、今の図書館学、図書館情報学は…かなり根本的なところまで立ち戻ってから作り直さなければならないかもしれない。

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