未来の映像は「デジタルと知恵」-映像作家・大林宣彦さんを読む。なるほど…21世紀はデジタル映像の時代と言うが、技術はデジタルでもハート(創造性の根っこみたいなもの)は、8mmフィルムの時代に通じるのかもしれない…例えば20世紀のビデオは、ビデオカメラも編集機器も高価だったし、個人の手の届くところにはなかったように思う(一部のアマチュアを除いて)し、プロ用の機材などは信じられないくらい高価だった。しかしそれに比べて、昨今のPCの価格、ビデオカメラの価格、そこから創られる映像のクォリティを見れば、びっくりするほどの進化であり、さらに動画デジカメを視野に入れれば、誰もが安価に映像を創る…というよりも、「編集で語る」ことができるように思えてきた。
QVGA(320x240)/15fpsの映像ですら、「編集で語る」ことは出来るのように思えてきた。そう考えると、miniDVを中心とした(アマチュア)映像文化を長尺記録用(運動会や子どもの発表会)と捉えるのに対して、最初から「編集ありき」の映像を創ることが、動画デジカメの根っ子にあるように思えてきた。また、映像によるスナップなんていうのもありだろうし、このBlogがgif,jpegの静止画がレイアウトできるように、mpgなどの動画がレイアウト出来る日も、そう遠くないように思う。
ふむふむ、動画デジカメあなどりがたし…
もしも小学生あたりに、MotionPixなど使わせたら..「メディアリテラシーだ!」なんて小難しいこと言わなくても、それなりの素養ができてしまうかもしれない。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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