日本での出来事と英国のテレビ番組を同列に語ってよいものかとは思うのだが、少し気になったので…二言三言。
まずはネット上…YouTubeをにぎわせているのが、47歳のスーザンボイルさんの歌声だ。
NHKのニュースでも取り上げられたときくが、その要旨…第一印象と歌声とのギャップ…いや歌声そのものの人を感動させる力を持っていることと、僕たちはたぶんYouTubeがなければ英国の番組などは知ることも無かったであろうことを思うと、素敵な時代になったのだと思う。
47歳までその才能を人前で披露するチャンスがなかったのは、母親の介護のために独身で過ごし、母親亡き後「挑戦してみなさい」という生前の言葉にはげまされ、この番組に出たのだそうだ。
一方、日本での出来事を重ねると、すでにテレビなどでその才能を発揮させていた清水由貴子さんは、母親の介護のために仕事を辞め、その果てに自殺してしまった。享年49歳。
また、草なぎさんの泥酔事件…いや事故だよ。
現行犯逮捕というのも驚くが、公然わいせつ罪で家宅捜索というのもいかがなものか….また逮捕=推定無罪であるにも関わらず、逮捕=有罪の犯罪者のごときに扱い、番組を取りやめたりCMのスポンサーを降りたり、たったひとつの失敗に対して、こうも非道になれるこの国の感覚と、47歳のおばさんや6歳の少女ですら、その才能を発揮すれば高い評価をする国と…これはとっても大きな違いだと思う。
もちろん、才能があれば何をしてもいい…というつもりはないのだが、人のもつ10のうち9つよい行いや才能を発揮しても1つの失敗や間違いを犯すことを非難する国と、10のうち9つ非難されることをしても、1つのきらめく才能を評価する国とでは、大きな大きな差が生まれると思うのだ。
みなさんは、どう思われますか?
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント