人が失敗を恐れず、その才能を開花させることができる世の中であって欲しい。
たぶん図書館が存在しているのは、そうした“人の持つ才能”“誰もが持っている才能”をキラメかせるためなんじゃないのかな。
僕はかつて図書館の仕事を始める前に、米国のとある図書館を使い始めたホームレスが、そこのライブラリアンから勧められる本を読みすすめていくうちに、ホームレスの立場からものを言えるジャーナリストになったというエピソードを知った。菅谷明子さんの書かれた「未来をつくる図書館」(岩波新書)においても、図書館で様々な情報と出会い才能を開花させた人の話が沢山とりあげられている。
それともうひとつ。
この国の作家や放送局などの対応に比べ、英国のこの番組はYouTubeに流したからこそ、世界規模の話題性とファンの心を掴んだのだよ(しかも権利者だけじゃない…あれよあれよと言う間にいろいろな人が流し始めている)。そのことにもっと気づきて欲しい。二次利用がどうのこうの…和解拒否だの声明文だのとやっていると…本当に危機的な状況にまでならないと気づかないのかなぁ….と、思ってしまうことも。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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