日本が世界に誇る文化でもある「マンガ」
国内の公立図書館では、どのような選定基準があるのか知らないが、米国ではかなり積極的な展開がされているようだ。
国立国会図書館が発行しているメールマガジン[Current Awareness-E] No.102によると、英語圏では、図書館に入れてもらおうと、レイティングが行なわれているという。
マンガで使われている言葉や暴力・性的表現,肌の露出度などについて43の指標を定め,それをもとに,対象年齢を
A (All Age; 6歳以上)
Y (Youth; 10歳以上)
T (Teens; 13歳以上)
OT (Older Teen; 16歳以上)
M (Mature; 18歳以上)
の5段階で分類するというものである。(同上より引用)
こんなことですら、日本の図書館はきちんとできていないのが悔しいな。日本の文化なんだから。
・マンガの選書のために: レイティングシステムの新たな動き カレントアウェアネス-E
・TOKYOPOP Presents: Ratings Revealed
・TOKYOPOP RAITING SYSTEM このPDFはちと重たい。
※国立国会図書館が立法府の機関であり、行政府の図書館とは位置づけられてないだけに、全国の公共図書館に対しては助言程度しかできないのが…残念だ。
いっそのこと、コミックとライトノベルズを対象として、レイティングとアクセラレート・リーディングとを一緒にしたような事業展開ができないかなぁ….マンガとライトノベルズが大好き!っていう方がいらっしゃいましたら、ぜひご協力ください。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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これに関しては、以前コミックはAccelerated Reading Programの対象外だったんですが、最近はその対象になって、リーディングレベル、そしてポイントが設定されているんですよ。ただしすべてのコミックというわけではなく、やはり選定基準があるようです。 Like
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“読む力”が、単に文字を読むだけでなく、マンガやテレビやゲーム、町中の標識やビジュアル・サインなど非文字メディアから「読み取る力」が、世の中全体で必要とされているのに、相変わらず学校の国語では、「文字を読む」ことだけしか学習していません。
そんなところに、大きな問題があるように思います。
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