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良い悪いの相対値

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ひとつ理解できたことがある。
今日、とある子どものための図書館活動をしている団体のチラシを見ていたときだ。

 子どもたちに「良い」本を。

という活動にとっては、一方で

 「良くない本」が存在していなければならない。

そういうことなのだ。

「善人」であるには「悪人」の存在が不可欠である。
悪人がいなければ、善人は「普通の人」になってしまう。

コメント

  1. After内藤 より:

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     「アンブレイカブル」って映画を思い出しました。 Like

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    >After内藤さん
    すみません。観てないや。 Like

  3. power_of_math より:

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     浦安に居られたT氏に聞いた話…(記憶で書いているので細部は違うかも…)
     浦安では、いわゆる酷い絵本も収集している(児童書のコーナーには出さないが)
     絵本に関する講演会などのときに、聴衆に見せると、良書が際立つとのこと Like

  4. SECRET: 0
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    酷い絵本というものをみて見たいものです。
    これを思ったのはある児童サービスの団体のチラシ。そここうあったのです。
    better books for children
    あ、そういうことか、ってね。 Like

  5. ハミルカ より:

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    良くない本を誰が決めるのでしょう?
    大人?PTA?図書館員?有識者?子供?
    大人が良くなくても、子供の心の琴線に触れるものだってたくさんあるわけですし…
    たぶん、流通に乗る時点で、表の本になっているわけですし、図書館に置かれる時点で、もっと選ばれた本になっているわけですから…おそらく、万人に良い本でない本は図書館にはないと思います。(もちろん、ネットでアンダーグランドで出回っている本を購入している図書館があれば別ですが。笑)
    子供達だって千差万別の感性があるのですから、「こういうの嫌い」って子もいれば「うんうんそうだよ、そのとおり」と思う子もいるわけですしね。
    そういや『良い本ばかり与えられて(その本を選んで)失敗したなぁという経験のない子は、良い本がどうして良い本なのかわからない』(逆にそういう経験のある子の方が「だからあの本が良い本なんだ」と理解する)といった旨を赤木かん子先生がおっしゃっていたのを改めて思い返してしまいました。
    子供目線での選書って、書くと簡単だけど、子供でない大人がやるのだから、なかなか大変なものですね。昔、子供だった自分と今の子供だと、文化が違いますし。 Like

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    >ハミルカ さん
    貴重なコメント、ありがとうございます。
    「子ども目線での選書」ってすごく難しいです。
    子ども自身にえらんでもらう「ジュニア選書ツアー」を実施しても、子ども側が「これを選べば大人がよろこぶだろう…」という意識が働くようで、本音で選ぶ図書は少ないですね。大人側はそうした[大人から良い子どもに思われよう的バリア]を壊してあげることも、必要なのだろうな…と、思います。
    ぼくの知りあいで、天然記念物の小動物の保護活動をしている方がおっしゃってましたら、その方が子どもの頃は、とにかく生き物で“遊んだ”らしく、多くの命を手にかけてきた…と。その経験/体験があるから「命の大切さ」を心の底から実感できると。
    そうか、やはり赤木かん子さんとは、どこかでお会いしないと、この先にすすめない…なぁ。
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