1981年に最大加速度400ガルを基準に設定された「新耐震基準」
その基準ですら、多くの小学校が十分に対応していないという。
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四川省における被害では、手抜き工事が指摘されているようだが、この日本では手抜きではなく、地震に対する基準に満たない校舎で、子ども達は毎日学習をしているのだ。
また、災害発生時には、こうした小学校や中学校の校舎や体育館が避難場所となるのだが、その避難する場所が耐震基準を満たしていない…という現状を、僕たちはどうとらえたらよいのだろう。
これはたぶん、財政の問題ではなく、優先順位の問題なのだ。
そして、さらに問題なのは、法律条は1981年設定の新耐震基準さえ満たしていれば合法なのだが、その後の地震では、その基準の元になった規模の地震よりもさらに大きな地震が多発している…すでに新耐震基準が、現状の日本の地震規模に、対応できてないんじゃないかな。
財政的に疲弊している地方自治体が、こうした大規模な災害を受けたことで、いっきに破綻に突き進んでしまうようでは…子ども達の未来は、明るいとはいえなそうだ。
表現が遠回しなので、判りにくいですね。ずばり言いますと…
1981年の新耐震基準では昨今の大地震には十分な耐震性はなく、仮に新々耐震基準をつくれば、ほぼ100%が耐震基準を満たせない…とい状況になる。一方で、耐震特需を有無かもしれないが、自治体の財政は持たなくなるということだ。
さらに言えば、あの発電所や地層に廃棄する事業も、根本的な見直しが必要になる。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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