ジャーナリストの田原総一郎氏のコラム
・「田母神論文」問題の本質は“決起”の危険性
田原総一朗の政財界「ここだけの話」(日経BPネット)
を興味深く読みました。問題点の層がいろいろと見えてきますね。
1.論文そのものの評価
「ヴェノナ文書」に対する解釈
2.田母神氏の思想に対する評価
思想の自由、表現の自由はあるものの政府の要職の方としては不適切
3.公安・自衛隊の「いらだち」
4.かつて政・官・財の不祥事・不手際に対して革新官僚が台頭してきた。
等々。田原氏が書かれているように、田母神氏の論文はかなりの「確信犯」であったと僕も思います。ただそれが政官財という対象というよりもひょっとしたら「防衛省」というお役所に対してだったんじゃないかな…と、感じています(これは感じで)。田母神氏に対する対応(空幕長解任に伴い定年延長も終了するための定年退職)だったり、幹部教育のカリキュラム開示に対する講師名の黒塗りだったりと、お役所防衛省の対応をみると、空幕長として航空自衛隊のトップとしていたたまれない気持ちでいたのではないかぁ…と、想像してしまいました。
かつて、軍人がクーデターを起こすのは、単に暴力装置を持っていたからだと考えていた事もあったのですが、国を愛し、国を憂う気持ちを教育していれば、今のこの時代を動かしているモノに対する「いらだち」は、さらに強いものになるんじゃないかな…などと思うのです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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