貸出を増やすのではなく、むしろ来館者を増やす努力が必要だと、新年度になって痛感する。
これまでの図書館経営手法的には、これといった「決め手」のようなものは実は存在していない。
誤解を恐れずに言えば、
“これまでの図書館は、広告を出したことがない”
のだ。もちろん図書館のイベント用にチラシを作っているのは知っているが、そういうものではない。
僕が知っている範囲では、山中湖情報創造館で2004年の開館時とその後数回新聞折込を入れたことと、千代田区立図書館がリニューアルし指定管理者でオープンする際に、地下鉄の中吊り広告を出した…という事例くらいだ。公立の博物館や美術館では相応にお金をかけて《広告》をうっているが、公立図書館においては、ほとんどまったく見たことがない。
というわけで、今年度は新聞折込だけでなく、いろいろな図書館広告を実施してみたいと思っている。
※これもひとつの図書館からの情報発信ではあるのだけれど、今も将来も司書課程には「広告制作」は含まれないだろうなぁ※
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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こんばんは~~
この記事を読んですぐ反応しました。
前々から図書館はなぜ駅に広告看板やポスターを出さないのかと思っていたことを思い出しました。
知らない土地に行ってもカーナビを使えるときはいいのですが、公共交通で行った場合に、図書館を探し出すのはすごく大変なんです。
ネットで調べて地図を持っていかないとたどり着けないです。駅員に聞くのですが、暇な駅では丁寧に教えてくれますが忙しい駅では無理ですし、インフォメーションを探してそこで聞いたこともあります。
駅前や構内に広告(存在のPR)出してほしいと痛感します。どこも1つもやってないからまずは山中湖さん Like
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図書館が地域で真っ先にPRしたい地域の拠点的存在(市役所とかでなくて)という認識があったら、形は何であれ広告の持つ効力を使わない手はないですのに、もったいない。でも環境配慮の点からただの看板になってしまうのは困りますよね。道案内だけの看板ではなく、図書館の世界を日常的に視野の中に置くという意味では美しいセンスのある広告があると、まちの感度が変わってくる気がします。 Like
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> ひなこ さん
コメントありがとうございます。
コメントをいただいて気がついたのですが…今作っている広告に「地図」が入ってませんでした….ご指摘ありがとうございます。
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>「地図」!!
お願いしま~~す。
という自分はもう地図がなくても行けるけど(^^;)
合言葉・・・
指定管理者→と言えば「山中湖情報館」
「山中湖情報館」→と言えば「指定管理者制度」 Like