可能性を探る…という話です。
山中湖情報創造館では、月に1回、上映権のあるDVDによる映画上映会を開催しています。同じ様に、どちらの図書館でも無料上映会を実施されていると思います。基本的にこれらの上映会は、教育委員会における社会教育事業の予算として上映権を購入し、住民には無料で観覧できるようにしていると思います。
さてそこで
こうした上映会を有料でできないか…と、考えているのです。
・参加無料の上映会は、今までと同様に開催する。
・それ以外にも、有料の映画上映会を設ける
単館ものなど、内容が良い映画でも地方ではなかなか見る事ができない
・将来、デジタル配給の環境が整備されるであろう
(公共施設における上映権として購入も不可能ではない)
・なんといっても、大画面で見たい。
等々
例えば、指定管理者がひとつの配給会社として、地方ではなかなか見る事ができないこれらの映画を買い付けして有料の上映会を開催する…なんてことも不可能ではないんじゃないか…と、考えています。
残念ながら、我らがデジ研には定款の中で「映画の配給/上映」をうたっていないいないので、うちのNPOではできませんが、指定管理者となった団体/企業が、その定款の中で『映画の配給/上映』を上げていれば実施は不可能ではないと思うのです。
無料の上映会は社会教育予算からいただき、有料の上映会はお客様から頂く。それだけの違いです。ペイするかしないかは、支配人の腕しだい。
そう、地方の公共図書館を指定管理者制度に移行させるのであれば、そんなダイナミックな取り組みもあるのではないでしょうか。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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ワーナーマイカルのようなシネマコンプレックスが図書館にもあるといいですね。で、売店ほしいですね。 Like
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うちのNPOでもできるといいですね。定款は書き直せても予算が…(汗)。 Like
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著作権法38条は「営利を目的としない上演」は著作権フリーで上映できるとあるので別に有料でも公共図書館で可能です。入館料の対価徴収が禁止であって「映画上映料」を取ることを禁止してるわけではありません。
ワンコインシネマなどがあるので古い、20年前のものを毎日上映するのはいかがでしょうか。映画館潰れた村ってけっこうありますからね。
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