図書館は、文献(背表紙のついた印刷物)以外の資料は、ほんとうに扱えないんだなぁ…と、感じました。
さかのぼってみれば、大学の司書課程でも、資料組織論でもいわゆる[本]に関しては重箱の角を突くほどに研究されているにもかかわらず、これが本以外となるとからっきしダメになってしまう。また、そうした地域資料の組織論についての研究は、ほんの一握りの研究者だけである。
さて、図書館で収集・保存・整理・提供する資料は、市町村という地域の図書館になればなるほど、重要な存在になってきます。声を大にしていえば、「その図書館が取り組まなければ誰もやらない」ほどの貴重な資料なのである。
県内においては、そうした文献になっていない資料を、図書館情報システム(OPAC)にきちんと登録しているところは、たった1館のみ(山中湖情報創造館もそこまではできていない)、県立図書館ですら、そういう扱いはしていませんでした。
そんな話を伺っているうちに、これはNPOとしてのビジネスチャンスになるかもしれない…と感じました。資料整理のための手法/ノウハウ/情報システム/資料そのもののデジタル化等々…こうしたサービスを商品化のレベルまで高めて、相応の対価を得る仕事は成立するんじゃないか…って。
というわけで、「地域資料デジタル化のサービス商品開発会議」を開催したいと思います。参加ご希望の方は、コメントくださいナ。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
SECRET: 0
PASS:
まったく記事とは関係のないことで恐縮ですが、仕事が決まりました。ただし図書館業務ではなく、日本にいたときと同じ業務内容+翻訳の仕事ですが、オンラインによる在宅ワークです。ネット社会だからこそと感謝しています。 Like
SECRET: 0
PASS:
おめでとうございます。
在宅ワークは、自己管理が大変ですが(一応経験者)、時間の管理が自由にできるので、便利ですよね。
ところで、lanovaさんに翻訳を依頼すると、おいくらかしら? Like