“恐怖”というと、ちょっと大げさですが、確実に「メール恐怖症」と「電話恐怖症」があります。
ハイテク時代における一種のコミュニケーション障害とでもいいましょうか。
対面コミュニケーションは問題ないのですが、
メールでのやりとりが苦手..というよりも、メールによるコミュニケーションを信頼しないことからくるようです。受信簿を開くのも苦痛なら、Res:を送るのはさらに苦痛…という、一種のテクノストレスかもしれません。
で、僕はといえば、むしろ「電話恐怖症」
電話恐怖症の中でも発信障害です。電話を取ることには、何ら問題もなく、相手には愛想よく応対できるのですが、自分からかけることが極度に苦手なのです。電話をかける前に、相手の状況を考えたり、想像したりすると、もうそれだけで電話がかけられなくなります。会議中だろうか、車の運転中だろうか…とか、トイレに入ってはいないかとか、料理中で揚げ物をしていないだろうか…とか、もうそう考えるだけでダメ。
電話がどうしても相手と時間的な同期が必要なだけに、考えるだけで、もうダメなのである。逆を言えば、「そうされたくない」の裏返しなのかもしれません。で、おのずと相手の状況を心配する事無くメッセ−ジを送ることができる非同期コミュニケーション手段としてのメールを多用してしまう。それに記録に残るし…ね。
実のところ、僕自身はちょっとしたコミュニケーション障害も持っています。
軽度の自閉症…あるいはアスペルガー症候群と呼ばれるらしく….よほど意識しないと相手と目を合わせて会話ができない。さすがにこの歳になると、“意識して”相手の目を見ながら離すこと[も]できるようにはなったのですが、無意識だとそれができなくなります。
まぁ、そんなこともあって….むしろ…できない/苦手だからこそ、“コミュニケーション”のことをちょっとだけ深く考えることができるように…なったのかもしれません。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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