まずはこのニュース
・紀伊国屋・凸版が提携 図書貸し出しシステム、大学などに販売 NIKKEI NET
報道の中には、こんなのもあるが…正直なところ現時点ではいわゆる《対立軸》はないな。
・凸版印刷と紀伊国屋が業務提携 大日本印刷連合に対抗軸 asahi.com
新聞記者の中には、こうした[さもありなん]的に出来事をおもしろくかき立てる輩もいる…ということのひとつの典型を感じる。
また「本」をめぐる再編が広がっていることのひとつの現れでもあり、小耳に挟んだ程度ではあるが、西の方でもなんらかの動きがある…かも。
これらは、誰が誰と対抗して…という話ではなく、あえていえば対抗軸ではなく、それぞれの陣営はともに[ある仮想敵]との戦いを始めた…と見る方がよいのではないだろうか。
この先に「本」をめぐる業界の動向は、図書館の現場で働く者としても注目していく必要があるが、僕としてはこんなことを考えていたりする。
1)再販価格維持制度も巻き込んだ出版流通の再編
2)本格的電子出版市場の開拓
3)日本の出版物の海外進出
そろそろ、トーハン、日販といった書籍流通会社やら、電子出版やオンデマンド出版会社やらも含めた業界地図が必要になってきたような気がします。
さらには、GoogleやYahoo!(companyのほう)あるいはMicrosoftあたりと、それぞれがどういうポジションに立つか…そんなことも気になったりして。
しかも、こんなニュースまである
・今度は本気モード? Googleが再び電子書籍販売サービスへの年内参入を表明 hon.jp DayWatch
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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