一連の報道をメディアリテラシー的に見ていると、けっこう興味深い。
昨日の逮捕から本日の本人による記者会見までは、
・◯◯◯容疑者
ただ「容疑者」とはしていても、容疑者がまるて有罪確定者であるかのような報道(実際には処分保留の釈放なので、無罪といっていい)
それでも午後の釈放以降、一部の報道では
・◯◯◯
と、名前のみの呼び捨て(書き捨て)。これはスポーツ新聞に多くみられる
21時の記者会見前後から
・◯◯◯さん
と、新聞やテレビ報道系では手のひらを返したように「さん」づけ
このように、テレビや新聞などの報道に接する時は「マスコミによる雰囲気/イメージ操作」があることを考慮してみないと報道におどらされるだけです。こういう状況に接すると、石原都知事、橋下府知事等の罪を憎んで人を憎まず(そもそも有罪者ではないので当然なのですが)の姿勢は、個人的にとても高く評価できます。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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わたしも呼称や全体のトーンを興味深くみていました。
というより、手のひらを返したような、それもくるくると変わっていく様子が驚き。
作っている人たち、よく恥ずかしくないよね。 Like
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まぁ、たぶん逮捕された人に対する呼び方に「◯◯さん」とつけることで、視聴者からのクレームが寄せられるんでしょうね。この国ってある意味で「クレームに弱い」んだと思うのです。
例えば、1000人の中で999人がOKであっても、たった一人のクレームで取りやめになることがある。とてもよくある。もちろん配慮しなければならないこともあるのだけれど(iPhoneの赤ちゃん揺さぶりゲームみたいな事例)それでいいのかなぁ…って、考えちゃうんですよ。県内では北杜市にある「ハイジの村」でアニメのコスプレイベントが好評だったにもかかわらず、匿名のひとりのクレーム電話によって中止になってしまいました。理由も「似つかわしくないから」程度のこと(指定管理者施設なので気にしていたんです)。
http://d.hatena.ne.jp/nekoneko/20080606/p1
http://yatsunet.weblogs.jp/kumaburo/2008/06/post-bad5.html
こんなことがまかり通っちゃう…んですかね。
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