デジタルカメラを、コニカミノルタのA200からXacti CA65に切り替え始めている。
街の書店にいくと、実にデジタルカメラに関する雑誌が多い事に気がつく。しかしながら、どれも基本的には「フィルムカメラ」に変わるものとしての「デジタルカメラ」テクニックに終始しているように思う。
能の世界で言えば、「守・破・離」の「守」の段階。
その次には「破」のステージが訪れようとしているのだが、そういう意味で僕は今日、あふれかえっていた『名刺』をXactiで撮影しまくった。実に600枚を超える写真枚数だ。これはデジタルカメラならではの「破」の段階にあると思う。もちろんお金があればフィルムの時代にもできなくはない…が、それでも600枚の写真(しかも名刺)を個人で、しかもフィルムで撮影するというのは、フィルムカメラの時代であっても難しいことだと思う。それがデジタルカメラであれば、フィルム代や現像代を気にすることなく何枚でも撮影できる(ただし、メモリーとバッテリーは気にする必要がある)。
そんな使い方をはじめてみると、デジタルカメラは明らかにフィルムカメラの代替え品ではない可能性を持っていることに気がつく。フィルムカメラの時代には考えなかったような撮影対象(いや被写体というのが本当)を考えてみると、実に楽しい。
例えば名刺をデジカメで撮影するとしたら、名刺交換したその場で撮影させていただくと、画像には撮影日のデータも残る。エコを考えるならば、その名刺はお返ししてもいいかもしれない。
というわけで、まずはデジカメ活用術 その1
デジカメで名刺を撮影しちゃおう!
でした。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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なるほど!名刺の時間整理、デジタル化を一気にやってしまう訳ですか。
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デジカメはフィルムカメラの代替え品にもなっていないようです。
デジカメというのは色彩をはっきりととらえ過ぎて、ギラギラした画面になってしまうということ。
名詞を撮影するくらいでは、どうということはないでしょうが、自然な色を出すのはフィルムカメラがやはり、良いそうです。
普段私はニコンのD80を使っているのですが、フィルムカメラのユーザーにこのような指摘をしばしば受けることがあります。
悔しかったので、マニュアルで露出やシャッタースピード、ISOなどの設定を同じにして、撮影してみたのですが、やはり雰囲気というか、あいまいな色彩(?)はデジカメでは再現できないようです。
守とか破ということもそうなのかもしれませんが、質とか量とかそういう言葉が、デジカメとフィルムを分けるキーワードになるのかもしれませんね。あるいは、アートかデータかとかでしょうか・・・。 Like