ちょっと気になる言葉。
コミュニケーションの繭
出典はこちら。
・タコツボ化したネットで「力」を持つには:オバマ陣営に学ぶ情報戦略 WIRED VISION
インターネットによってコミュニケーションの手段を濃くできるにも関わらず、コミュニケーションの範囲は意外と収縮する傾向になる。好きな物どうし、同じ価値観どうし….違い意見はちょっと敬遠。
またこれはコミュニケーションだけの問題ではなく、情報収集にも同じことが言える。多種多様な情報源を駆使する…というよりも、巡回するサイトがいつも同じ…なのだ。無料でたくさんの情報源から情報をえることができるインターネットであればあるほど…実は、非常に狭い範囲での情報行動になる…それがけっして強固な殻ではなく、やわらかい繭のイメージの方がよいのは、その範囲はいつでも破って外の世界に出る事ができる、とそんな示唆を含めているのかもしれない。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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非常に興味深い記事の紹介を感謝します。
某業界の人々にコピーを配りたくなるような記事ですね。
ついでに書くと、利用者の意見に否定的であっても読むべきものを紹介したり、利用者の意見を補強するものであっても頼ってはいけないものを指摘したりするのは、レファレンスに求められる機能だと思うのですが、自分の意見に否定的なものを見たくないのは人情であることを踏まえると、顧客満足度を下げそうで微妙ですねぇ。 Like
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●「やわらかい繭」は「疎結合」の必要な箇所は密に、それ以外はゆるやかにつながり、必要に応じてそれぞれの利点を活かす、という感じでしょうか。 Like
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原文を見ると、あえて「コミュニケーションの繭」とかぎかっこでくくるような使い方はしていないようですが、なにかこの単語がきになっちゃいましたね。
特に日本人は、この“繭”をつくってしまいやすいように思います。
だからよけいに、「コミュニケーション(カンバセーション)はみえない繭を作ってしまいがち」なことを心得ている必要はありそうですね。
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