今回のイラク邦人殺害事件には、いろいろな意味で残念な結果になってしまいました。そして、この事件を“口実”にする輩がちらほら見受けられます。MLにも流れています。ここはしっかり自分の考えをもって、動向をみていきたいと思っています。
【口実:type A】
この事件を口実に、同じ悲劇を繰り返さないためにも、自衛隊は即時徹底を求める意見。
現政権は、同胞を見殺しにしたとでも言わんばかりの意見もあるようです。
【口実:type B】
この事件を口実に、日本のマスメディアとその取材力、報道姿勢(危険地帯の出来事は「間接取材」で済ませ、災害弱者にはここぞとばかりにプライバシーの考慮も無く「直接取材」を行う姿勢などなどなどなど)に憤りを述べる輩たち。(未確認情報ですが、丸山も含まれるらしい)
【口実: type C】
この事件を口実に
1.海外における日本政府の情報収集力の強化をうたう政治家さんたちの登場。
2.もちろん外務省にはそんな能力はないので、国外における自衛隊の活動に“情報収集”を含める(すなわち偵察のこと)。
3.危険地帯にいく訳ですから、自衛のための武装はしていきます。情報収集中に、攻撃を受けた場合は、自衛のための応戦もやむを得ません。
4.情報収集のために、その場に行きながら、同胞を見殺しにはできません。同胞である邦人の生命と財産を守るための、自衛権の行使としての反撃を認めざるを得ない状況になり
5.自衛隊法の改訂、ひいては憲法の改訂までの口実となり、
6.憲法改定後、国連常任理事国入り
7.自衛隊は国連軍UNの常設部隊になる…..
【口実:typeD】
この国を出て自分探しをしようと思っている人たちの可能性を思いとどまらせる、あるいは周りの人間がそうした行動に対して、反対するための口実にする輩たち。若者達の可能性をつぶすための口実にする輩たちの登場。
な〜〜〜んていうのは、小説の世界かもしれませんが、世論のコンセンサス(ひらたくいえば「うん、そうだよね。」という意見)が増えれば増えるほど、この“口実“を使う輩が出てくるんじゃないかと…ちょいと小説家気取りのイマジネーションです。気になさらずに…
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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