ハコダテの渡辺保史さんのブログに、報告があがっています。
その場に参加できなかったことが、いまさらながらに悔やまれる(?)ほどの内容ですので、僕と同様に参加できなかった方は、ぜひご一読くださいませ。
・市民メディアサミット’07参加報告(その1) npo-kobo:blog
・市民メディアサミット’07参加報告(その2) npo-kobo:blog
中でも、小山紳一郎さん(武蔵大学非常勤講師)の視点は、すごくいいですね。これがないと、すべての市民活動は歴史に残りません。資料をきちんと残すにはその当事者ではなあなか難しいのです。第三者的な機関で扱ってくれると、とても嬉しいですよね。また、市民活動側でも発行した出版物があるのなら、ぜひ国立国会図書館の納本制度を利用する事もおススメですね。
それと、和田昌樹さん(桜美林大学准教授)のまとめは、とても重要。楽しむことなのです。さらに言えば、『それを楽しみ続けたいし、多くの人にもこの楽しみを味わって欲しい』という気持ちを持つ事であり、そのひとつの方法として《市民メディアやデジタルアーカイブで飯を食う》人たちの登場が待たれるんだな。
実はこれ、[環境教育]の誕生時によく言われた言葉。《環境教育で飯が食えるか》というチャレンジにいろいろな人が取り組んだ結果、環境教育プログラムの質が高くなり、人材育成への取り組みに個人商店も非営利団体も教育機関も行政も企業も、ガッツりと取り組みができました。市民メディア/デジタルアーカイブでは、まだそこまで、自分の生活をかけて取り組もうとする人は少ないかもしれませんが、今後のキーワードとして書いておきますね。
地域コンテンツで飯が食えるか
市民メディアで飯が食えるか
デジタルアーカイブで飯が食えるか
メディアリテラシーで飯が食えるか
と…ね。基本は自分が楽しい事を生業とできるか。そのために他人がお金を払ってでも参加したいプログラム(講座/セミナー/ワークショップなど)として商品化できるか…ってことなのだと、思っているのです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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