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それは[序列]だ。

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リチャード・ワーマン氏による情報組織化で、どうしてもしっくり来なかった箇所がある。

『情報選択の時代』 松岡正剛訳/1990/日本実業出版社
(原著 『Information Anxiety』 1989)

1. Category (分野)
2. Time (時間)
3. Location (場所)
4. Alphabet (アルファベット)
5. Continuum (連続量)

『それは「情報」ではない。』金井哲夫訳/2001/エムディエヌコーポレーション
(原著 『Information Anxiety 2』 2000)

1. Location (位置)
2. Alphabet (アルファベット)
3. Time (時間)
4. Category (分野)
5. Hierarchy (階層)

この5番目の連続量と階層の違いが、す〜〜〜っと悩みの種だったんだけど、今日解決しました。
これは、

 Hierarchy は[序列]と訳せば良いんです。

連続量と階層のどちらでも捉えることができる「序列」。情報の組織化手法としては、腑に落ちた感じです。

繰り返しになるが、情報の組織化は「組織化のための組織化」ではない。情報の組織化の一番の目的は、「自分が求めている情報をすばやく探し出すため」であり、「上記の組織化によって、求める情報が全体のどのあたりにあるのか、おおよその在処(ありか)を掴むことができる」。そのための情報組織化なんですね。

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