MobileMe iDisk の存在

iPhone用のiDiskアプリケーションが登場した。

　・iPhoneからiDiskにアクセス、アップル「MobileMe iDisk」リリース

さりげないニュースだし、さりげないAppsのように見えるのですが….僕はこれはすごい存在だと思っているのです。
Mac Proを頂点として デスクトップのiMac、Mac mini。ノートブックのMacBook pro, MacBookにおけるMacOS X動作機器群。iPod touch, iPhoneにおけるOS X動作機器群。それらを同期する MobileMe の存在。おそらくたぶん、この秋に登場する…とウワサされている［新型］においても、OSに何が搭載されるかを除いて、このMobileMeとの関わりはかなり大きいと思う。むしろMacもiPhoneユーザーにおいてもMobileMeは任意加入だが、［新型］においては加入が必須…あるいはMobileMeに契約していないと利用価値が発揮できない…という位置づけになるかもしれない…と、考えているのです。
［新型］のハードウェアの値段に、MobileMeの価格も含めて販売。次年度以降はMobileMeの更新料を収益源とする…そんなモデル。

現在においても、スケジュール、アドレスブックは一度同期してしまうと、この便利さは代え難いものがあります。いまのところ、ウェブや写真、動画その他のストレージ機能は…まぁあっても無くてもいいような感じもしますが、Mac – iPhone – 新型 が MobileMeというクラウドを通して、どこにいても同期する環境は、たぶん他の何よりも代え難い存在になるのではないか…と、思っているのです。

どちらにしても、登場してみないことにはわかりませんが、実はAppleにとってのMobileMeは、かなり中核的な…Macをデジタルハブと称していたのと同様あるいはそれ以上のインフォメーションハブ（情報中継点）としてのMobileMe像を描いているのではないだろうか….などということを、 iDisk for iPhone のアプリをみて感じております。

maru3

平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館／コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。