デジタルライブラリアンとして図書館で仕事をしているのだけど、昨今言われている「ハイブリッドライブラリー」のあり方/捉え方が…う〜ん、どうも違うように思えるのです。
米国あたりでは、ウェブ・ライブラリアンとかサイブラリアン(サイバー・ライブラリアン)とか言われているようなのですが、実際に図書館という現場で仕事をしていると….
「インターネットなどのデジタル世界と実際に手に取り五感を通じて実感できるものとを、結びつける」ことが、とても重要に感じるのです。
よく、デジタルとアナログが比較されるのですが、これは大きな誤解でして、デジタルとアナログというのは、情報化するときの表現の違いで、情報化と対になるのが物理的(実体)なんだと思います。
そこで…
デジタル/インターネット世界をいかに実体化して書架(?)に並べるか。
これは、考えるとけっこう面白そうな展開になる。そうしてこそ、本当の「ハイブリッドライブラリー」なんじゃないかな。
デジタルとアナログではなく、デジタルとフィジカルとのインターフェイス。これからちょっと重要になるジャンルだと…思いますよ。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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そのひとつがQRコードだったりするわけですね。「デジタルとフィジカル」っていうのはいわゆる「ヴァーチャルとリアル」と解釈すればよいのかな? Like
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失礼します。
haraも上の方と同じように捉えました。
「ヴァーチャルとリアル」みたいに考えました。 Like
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「バーチャル」と「リアル」とするならば、
「リアル」を「バーチャル」にすることだけでなく、「バーチャル」を「リアル」にすること/いや..「バーチャル」なものを「リアル」で表現することを、考えてみたりしています。
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