「言」「動」によって、「誤ったメッセージは簡単に伝わる」
古くからの諺に「悪事千里を走る」というのがあるが、インターネットの世の中では、4000kmどころか、地球を何周も走りまわることになる。善意は伝わりにくく、誤解だとしても悪意はあっという間に伝わる。
NPOは社会貢献が大きな目的である。
社会に対する批判も時には必要だが、“マスコミみたいな正義”を振りかざすことだけでは、どうやら「誤ったメッセージを送りかねない」という危惧を持っている。特にNPOの場合に求められるのは『実績』なのだ。それは山中湖での取り組みで強く感じる。『実績の積み重ね』が行政や地域のみなさんとの協働を作っていく。そこには理屈よりも正義よりも先に、頭を使い体を動かし、「ありがとう」といわれることの積み重ねによって築かれるものなのだ。
…ということを、NPO法人としての活動に関わる限りは、肝に銘じておかなければならない。
NPO法人として、社会貢献をする活動団体として、その言動が誰かの「ありがとう」に繋がること。たとえ小さくてもその積み重ねがNPOを成長させる。残念ながら「誤ったメッセージを送る」ことで、この積み重ねは…あっという間に吹き飛ぶのだ。だからこそ…気をつけていきたいと、僕は思う。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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最近「正義」の定義は「戦争をするもの」だと気付いてしまいました。じゃあ正義たれと育てられた僕らはどうしたら…。
「正義を行えば、世界の半分を怒らせる」(都々目紅一) Like
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>After内藤さん
コメントありがとう
「正義」も責任のある正義ならいいんですが、マスコミの正義はまったくもって無責任ですから始末が悪い。NPOは何らかの社会貢献への実績としての成果が重要です。批評・批判はアドボカシー(政策提言)にすらならなず、むしろ将来の協働の可能性があったとしてもそこに「誤ったメッセージ」を送ることになってしまってはいないか…が危惧されるのです。
課題は「◯◯をやりました」で完了ではなく、「◯◯をやった結果、こういう社会貢献ができました」がなければNPOではない…と思うくらいでちょうどいいように感じます。セミナーやフォーラムをやりましたではなく、デジタルアーカイブをやりましたではなく、それらの結果、社会が少しでも良い方向変えることとなる[行動]が求められている。それは「正義」云々ということ以前に、NPO法人の存在証明そのものなのだ…と、思っているのです。
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