ケータイ小説は、いまや文学の一ジャンル(?)となろうとしている。似ているものには、ティーンズ文庫とかBL(ボーイズラブ)とかがあるみたいだが….。
それにしても、「ケータイで小説を読む」という文化が生まれたことが、ちょっと不思議…というか、それって何だろう?と考えちゃう。
一方、もうちょっと大きめの電子ブックリーダーは、日本では惨敗だ。
パナソニックのシグマブックも、ソニーにリブリエも日本では撤退だ。
それに比べて、米国の電子ブックリーダーは、なぜか元気なのだ。
なんといっても、これ。バージョンアップしてよりスタイリッシュになったのは、amazonのKindle
・米Amazon、薄くなった電子ブックリーダー「Kindle 2」発表 INTERNET Watch
・Kindle 2 amazon予約ページ(英語)
さらに、ちゃっかりソニーは米国では販売を継続している。
・SONY Reader sony style USA
日本で受けなかった電子ブックリーダーは米国では受け、米国では誕生すらしなかった「ケータイ小説」が日本ではブレイクしている。
このカルチャーの違いって、いったいなんなんだろう。
※DSやPSP、PS2,3やWiiは、問題ないのにね。
※ひょっとしたら[言語]に問題があるのかなぁ….誰か比較文化論的にアプローチしてみてくれませんか?
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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ΣブックもWordsGiaも買った身としては、文化以前の問題として、メーカーの設計思想に問題が有りすぎたと思っています。
個人的な感想ですが
・コンテンツが少ない。その辺の本屋に行けば読めるような本すら読めない。
・コンテンツを買う手順が複雑すぎる。
・自前の電子化コンテンツを読めるようにする手順が複雑すぎる。
この三つが致命的でしたね。
DSやPSP、PS2,3やWiiはコンテンツを使えるようにするまでの手間はほとんどありません。また、新しいメディアなので、並んでいるコンテンツがそれほど多くなくても比較することができませんから、見劣りするというわけでもありません。ところが、電子書籍と言ったとたんに比較対象はAmazonなりになるわけです。品揃えでもユーザーインターフェースでも惨敗です。
表面的なスペックは悪くないのだが、それを支える日常的な活動を考慮に入れていないという意味で、車が走らず熊が走ると揶揄される高速道路に通じるものがありますし、その意味では比較文化論的なテーマかも知れません。
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なるほどね。
交通機関でいえば、鉄道が発達している都市部はそうかもしれませんが、地方にいくと車無しでは生活できないほど車社会ですよ。
ケータイが発達したのは、ある意味で[指先が器用な日本人]であることなのかな。
今、もし経済的に豊かであれば(笑
Kindle 2 , SONY Reader は手元に欲しいところですね。
それと、OLPCのXO…なんでこいつらは日本に入って来ないんだろう。
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