市民メディア、デジタルアーカイブなどの市民活動でとても尊敬している方が亡くなられた。享年48歳。ぼくより一つ年上のお兄さん。脳溢血で倒れられ二日後には天に召された。
僕のMacの中には、ML上での投稿が残っているし、iPhotoのライブラリーの中にもその姿を見る事ができる。
ネットで検索すれば、ブログもあるしmixiもある。
ふと…考えてしまった。
主を無くしたブログやmixiなどは、どうなっていくんだろう。訃報に接しなければ「最近更新してないなー」くらいの感じなのかもしれないし、「コメント書いても返事がないな」くらいの感覚かもしれない。
僕にしてもそうだ。もしある日突然倒れて、そのまま帰らぬ人となったら、このブログやmixiやFlickrやYouTubeやGmailなどウェブメールや、その他諸々ネット上に書き散らかした[記録]が残ることになる。もちろん運営会社による利用規約の中で、管理者不在のまま削除されるかもしれない。
これって、実はまだ誰も考えた事の無い状況なのではないだろうか。
いずれ、
世界中のアクセス可能なブログのうち、持ち主が亡くなったものが増えていくんじゃないか。これに対して、残すにしろ削除するにしろ、これらの記憶をどのように取り扱ったら良いのか、何らガイドライン的なものは存在していない。
Web2.0やクラウドコンピューティングな世界が進む中で、こうしたことへの提言も必要ではないだろうか。
このブログにもし…人格があったら…
あなた 私のもとから 突然消えたりしないでね
二度とは会えない場所へ ひとりで行かないと誓って
わたしは、わたしは、 さまよいブログになる
書きながら、そんなことをふと…思ってしまった。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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昔書いたボクの詩、読んでみてください。ボクもそう思いました。 Like