先日、当NPO法人の総会が開催され、平成19年度の事業報告/本会計決算報告/山中湖特別会計報告ならびに平成20年度の事業計画/本会計予算/山中湖特別会計予算が承認されました。みなさまお疲れさまでした。
ただ、気になるのはやはり財政的な面。H20年度はかなり厳しい状況です。今年度には公的機関からのお仕事は、今のところ昨年同様山中湖情報創造館のみ。それ以外の事業収入の見込みは、いまのところ具体的にはなっていません。
いや、ほんとうに、NPO法人はボランティア集団ではないって、強く感じてます。収入を増やすための[資金調達:ファンドレイジング]や[収益事業]を実施しながらでも、活動を支えていかなければならない。
持続/継続性のあるミッションの遂行には、それなりの資金が必要です。NPOといえども、稼がなくてよい…なんていう理由は、どこにもない!っと思うのです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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ボランティアという考え方を変えていく必要があるのではと思っています。ボランティア=無償で働く人では、決してないと私は思っています。ボランティアの語源は志願兵から来ています。自らの意思でそこで働くことという元来の意味に立ち返ったとき、「無報酬」という意味が第一義ではないと思うのですが… Like
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日本に「ボランティア」という言葉を持ち込んだ人には、「無償奉仕」という概念しか導入しなかったようです。僕も「志願兵」であることは知っていますが、すでに日本国内で定着してしまったイメージを払拭することは…難しいですね。
これは、serviceを奉仕と訳したり、patronには図書館利用者に意味もあることを導入しなかったことにも似てます。最初に言葉(とその概念)を輸入した人の作為的なものを感じたりします(ちとオーバー?)
だからこそ、「起業家」であることをイメージすることが必要。
ソーシャル・アントレプレナーは、利益追求ではなく、地域還元/社会還元を追求する『企業(団体)』であることをアピールする必要があるのですね。
NPOは出資者に配当をしない(寄付者は見返りを求めない)企業である。とした方がいいくらいです。
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ボランティアの考え方が、私の周りの人には理解できていません。
ボランティアに参加するひとは、自己責任で参加し、参加期間中の生活は自己費用でまかない。費用が無くなれば自己撤退するのが当たり前と感じていたならば、報酬(衣食住等)を期待して参加している人があることがわかり、そればボランティアではないと思いました。日本のボランティア活動の考え方、なんか疑問・・・・ Like
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地域社会において、本来ボランティアであるはずが、半ば強制的な動員の場合もあったり、ボランティアに参加できないときに、お金を払ったりすることもあったりすると聞きます。
僕が気になることのひとつに「有償ボランティア」と称して、最低賃金以下の時給で働かせることがあるようですが、正規社員やパート社員の待遇が改善されようとしている昨今、労働の対価はきちんと支払うべきだとおもうのですね。
それと、ボランティアではなく、インターンシップに対しても、誤解があるみたい。 Like