実際に図書館機能を有する施設で、5年も仕事をしているせいだろうか、図書館の平面図を読めるようになっていた。
スタッフや利用者さんの導線。サーキュレーションの流れ。そしてなによりも、[声]が聴こえることは、自分でも驚いたほどだ(といっても幻聴の類いではないぞ)。
山中湖情報創造館は、1フロアで、児童コーナーとブラウジングコーナーを背中合わせにするという…図書館はどんなに小さい子どもたちも「静かにしなさい」モードで設計されている。実際利用者さんのことを考えると、小さな子どもを静かにさせておける自信がないから、うるさいのが嫌いな他の利用者さんに怒られるのはいやだからと、安心して利用できないでいる方も少なくはありません。
これから作る図書館では、ぜひそのあたりの、[利用者音声のゾーニング]への配慮が必要ですね。そうしないと、出来た後に「手作り張り紙」だらけ…に、なりかねませんから。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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以前、レファレンスの方とお話していたら、その声がうるさいと他の利用者に怒られたことがあります。ほどほどが大切なんでしょうねえ。 Like