ちょっと大げさかもしれないけど、最近とても強く感じるのが『散歩』と『地域文化』の関係。
山梨県はほとんどが自動車による移動を前提にしないと、生活はきびしい。公共交通機関もそうそう周辺までは行き渡っていない、補完するはずのバスは、便数は少なく、早い時間で終バスになってしまう。
「地方では文化が生まれない、地方では文化が根付かない」などという意見を耳にすることがあるが、それは“地方”であることが原因ではなく、“歩いていける範囲”に何があるか…が、原因ではないだろうか。
先日、長野県の小布施町に行ったときに、とても強く感じたのは、駅を下りて歩いていける範囲に何があるのか、そこにどんな文化的仕掛けがあるのか…が、実はとっても大事なのではないか…と、思うようになりました。しかも“酒”を文化の核に置くと徒歩での移動は不可欠です。
山中湖村の公共施設は、山中地区・旭日が丘地区・平野地区・長池地区などに分散しっているのに対して、お隣の忍野村は村役場・小学校・保育園・図書館・福祉センタアー、さらにはスーパーやホームセンター、大型医薬品店などが歩いていける範囲に集中している。どちらにもそれぞれの理由があるのだろうが、「歩いて暮らせるまちづくり」は地方であっても不可能ではない。
文化を生み出す“酒”を考えると、自動車社会では文化は生まれにくくなります。
(飲酒運転はNGですよ)
ガソリンの値段が上がり続けてます。
地方都市の中心街の空洞化やシャッター通りという課題もあります。
片方で、コンパクトシティという新しくて懐かしい(?)まちづくりへの取り組みも始まっています。
というわけで、
「歩いて暮らせるまちづくり」は「地域文化」を育む
という、仮説を立ててみたいと考えています。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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