なぜだか、2年以上前の投稿にコメントがきました。
コメントを寄せてくれたみなさん、ありがとうございます。
・MARC(マーク)って、どうよ。 2005年07月04日
さて、MARCの在り方については、まだまだ再考しなければなりませんね。
インターネット時代の図書館情報システムを考えた時に、究極的に[図書館自身が持たなくてはならない情報]は、1)蔵書管理番号と2)MARC番号の2つ。ネットの向こう側にMARC番号から必要な書誌データを引き出せることができればOKだろう。
さらにいえば、そこに図書館職員自身が追加すべき情報って何だろう…って、考えます。カスタマーレビューも、ネットの向こう側でもよいわけだし、件名やキーワード、統制語なども、図書館自身が持つこともない。それらは[ネット上で共有]できる情報なのだと思う。
共有可能な情報は、ネット上で共有する時代に向かっていると思うのです。
では、図書館自身が持つべき情報、図書館の職員が労力をかけて入力しなければならない情報は…それは、その図書館にしか存在しない資料だと思うのです…が、残念ながら今の日本の公共図書館において、自館にしかない資料は、博物館ではないのですから、いうほど多くはありません。新聞のクリッピングですら、新聞各社のデータベースがありますからね。
で、実はさらにもうひとつ、その図書館ならでは…の情報を持つ事ができるのです。その人ならでは…といってもいいものですが、それは、「組合せ情報」です。パスファインダーもその組み合わせ情報のひとつです。情報と情報とを組み合わせて新たな情報や知恵を生み出すとき、その組み合せ情報のための「つながりの記述」は、その人、その図書館ならではのモノだと思うのです。
ちょっと抽象的な書き方になってしまいましたが、そんなことを思っています。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
コメント
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あれは、2年以上前の記事だったのですね。(笑)
件名(キーワード)や目次などは、あった方がいいと思いませんか?
そこにさらに「パスファインダー」があれば、もっと使い勝手が良くなるんじゃないでしょうか?
「パスファインダー」って、たぶん、、、今までは、熟練の司書の頭の中にあったものなのかな?
そう言えば、、、例えばですが、「新撰組」について調べているときに、以前に「新撰組」というキーワードで検索した人が借りていった本を教えてくれたら、いいかも?と思いました。
また、その本を借りた人が、コメントを残して、後から借りる人の参考になるといいかも?
(Amazonのサービスですが。。。)
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