先の記事にコメントをいただいた中に、Graded Readers が取り上げられていた。
英語の読み物を、とにかく多読して、目標を数十万語と設定して、とにかく読む。これが英語の読書力だけでなく、英語力そのものを高めるためのトレーニング法であるところがポイント。辞書無しで読む事を大切にするため、自分の読書力にあったlevelの本を選ぶことができるのも、重要なポイントだ。
まず、気になったところ。
1.Accelerated Reading Program と同様に、なぜこうした[読み物に対するレベルづけ]が日本語の書籍にされることが無かったのか。
2.公共図書館において、このLevel毎の洋書の購入状況
(あわせて、語学力を高めたい人への読書案内はしているのだろうか…)
たぶんここまでいくと、公共図書館によるサービスの範囲から、読書科学や国語教育の分野に領空侵犯していると思うのだけれど、それぞれの分野での「読書力向上トレーニングプログラム」が提供されてきていないことに…ちょっとな〜感を感じるのです。
今まで、僕自身においても、[洋書=外国人向け]と思い込んでいたところがあったのですが、これからは、語学力を高めたい人や国際理解に対する資料として、充実させていく必要がありそうだな…と、思っているのです。
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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