いまひとつ、「○○支援図書館」という言い方が好きになれないのですが(そもそもあらゆる調査相談受け資料提供という支援するのが図書館の本来業務だから)、そんな中でも新しい社会の見方・考え方を、地域の方に提供することは、図書館の大きな役割だと思っています。
ということで、現在
ESD支援図書館
をちょっとだけ、前に出してみようかな…なんて考えています。
・ESD-J | 特定非営利活動法人 持続可能な開発のための教育の10年推進会議
■ESDとは■
「持続可能な開発のための教育」 Education for Sustinable Developmentの略です。地ゾクッ可能な社会の実現を目指し、私たち一人ひとりが、世界の人びとや将来世代、また環境との関係性の中で行きていることを認識し、よりよい社会づくりに参画するための力を育む教育です。
(「未来をつくる『人』を育てよう」 NPO法人持続可能な開発のための教育の10年推進協議会 編より引用)
これは、こどもたちだけでなく、一般の大人の方々にも伝えたいこと。まずは「国民の知る権利を保障する機関」である図書館を通じて、世界の出来事に『関心を持つ』ことからはじめてみませんか。テレビや新聞、インターネットなどで伝えられる世界、伝えられない世界があること。その中から、私たちに今日ほんの少しだけでも関心をもって、自分にできる身の回りのささやかなことから、「変えることができる」ことに気がついていただければ、それだけでも、私たちの未来をほんのすこしかもしれないけれど、それでもほんの少しでも、みんなが幸せに生きられる世界づくりに近づいていくのだと。
そんな想いを込めてた『ESD支援図書館』。あえて日本語で書けば『持続可能な開発のための教育支援図書館』です。
図書館を通じて、世の中にそんな考え方、ものの見方があることを、ちらっとでも知っていただければ、とっても嬉しいことだと思っています。
※同様のことを計画中の図書館の方が、このブログをご覧でしたら、いっしょにやってみませんか?※
※ひょっとしたら、こんなところからYA(ティーンズ)の読書活動推進/図書館利用推進の糸口があるかもしれない…と、感じていたりします※
平日は山中湖村の森の中にある図書館 山中湖情報創造館に、週末は清里高原の廃校になった小学校を活用したコワーキングスペースもある 八ヶ岳コモンズにいます。「わたしをかなえる居場所づくり」をイメージしながら、テレワークに加えて動画撮影やネット副業などにもチャレンジできる図書館/コワーキングスペースづくりに取り組んでいます。
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